Newsaramaより
スカーレット・ヨハンソンは、ブラック・ウィドウ役への復帰はないと明言している。アベンジャーズ/エンドゲームで命を懸けて宇宙を救った彼女の役柄は、妹のイェレナ(フローレンス・ピュー)が引き継ぎ、ニュー・アベンジャーズの一員であるサンダーボルツに加わった。しかし、ヨハンソンがMCUへの関与を完全に断っているわけではない。彼女は監督としてMCU作品に参加することに興味を示しており、カンヌ映画祭で自身の監督作品『エレノア・ザ・グレート』のプロモーション中に、その可能性について語っている。
『ブラック・ウィドウ』でMCUを離れた後も、人間関係や家族、失望といったテーマを大規模な世界観で描く方法があると述べ、「人間らしさ」と「壮大なアクション」の両立に可能性を感じていると語った。彼女の最新作『エレノア・ザ・グレート』は、フラッグ・スマッシャー役で知られるエリン・ケリーマンとジューン・スクイブが出演する感動作で、ニューヨークに移り住んだエレノア(スクイブ)と19歳の学生(ケリーマン)の友情を描いている。チウェテル・エジョフォールやジェシカ・ヘクトも出演している。
この作品は、MCUとは微妙に繋がっているものの、現代においてMCUと無関係な映画を作るのは難しいという現状も反映していると言えるだろう。監督としての新たな一歩を踏み出したヨハンソンの今後の活躍に期待したい。