Newsaramaより
MCUのアニメシリーズ「What If…?」で初めて登場したマーベルの新たなヒーロー、カホリは、コミックとは無縁の最初のMCUキャラクターの1人として、マーベル・ボイスラインの一部として彼女自身のコミックでコアマーベルユニバースに登場します。そして今年の後半にコミックでデビューするカホリは、コミック専用に作成されたカホリのオルタナティブバージョンでもヴァリアントでもないようです。どうやらMCUのそれと同じキャラクターのようです。
少なくとも、マーベルが公式に発表した「カホリ：ワールドの創造主」ワンショットはそう謳っています。これがマーベルの公式説明です。そこではカホリがMCUからコミックに飛び込んでくるようにはっきり書かれているようですが、あえて曖昧な表現が用いられているため、絶対にそうなのかと断定はできません。
「モホーク族の戦士カホリは、故郷に侵入者と戦う自身の最初の戦いでスカイワールドから落ちてきました。彼女は狂気に陥ったドクター・ストレンジから現実世界を救い、彼女自身の世界に平和をもたらしています…そして今後は？受賞歴のあるストーリーテラー、ライアン・リトルがカホリを616に送り込みます！スカイワールドの脅威を追跡して、ヘルズキッチン燃えるような街にたどり着きます！しかし、ニューヨークを破壊し尽くす奇妙な敵に対して、カルチャーショックは彼女の厄介事の序の口にすぎません。魅力的なゲストスターと、素晴らしいクリエイターによるコミックでのデビューをフィーチャーしたマーベル・ボイスでは、ネイティブアメリカンの遺産とMCUから生まれた最もエキサイティングなキャラクターの1人を祝う特別アンソロジーをお届けします！」
アメリカ先住民遺産月間を祝うために11月にリリースされるこのワンショットでは、カホリの共同制作者であり、「What If…?」のアニメシリーズのライターでもあるライアン・リトルが書いたメインストーリーが特集されています。これにより、キャラクターがMCUからコミックに飛び込むという説得力が増しています。「カホリ：ワールドの創造主」＃1には、先住民のクリエイターであるアリホニ・”ホニ”・デービッド、ケリー・リン・D’アンジェロ、デビッド・カトラー、ジム・テリーなど、他にも名前が挙がっていません。
もし私たちがすべてを正しく解釈していて、マーベルの発表にあるわずかな曖昧さが、MCUの連続性からマーベル・コミックスの連続性に初めてキャラクターがやってくるという事実の解釈を誤らせているのでなければ、「カホリ：ワールドの創造主」がMCUからマーベルコミックに登場することには依然としてわずかな注意点があります。
もちろん、彼女はMCUマルチバースの代替のタイムラインを紹介する「What If…?」出身であるため、マーベル・シネマティック・ユニバースの核となるタイムラインと正確に関わったことはありません。この注意点があるにもかかわらず、カホリのコミックデビューは、まったく同じ形で両方の連続性に存在するキャラクターと最初に直接つながりを持たせるでしょう。カホリの力はテッセラクト/スペースストーンに由来するため、宇宙を横断することも彼女の力にあるようです。
フィル・コールソンなど、MCUの他のキャラクターは映画やショーで初めて登場した後、コミックに採用されています。しかし、基本的にそのようなすべてのケースでは、コミックに登場したこれらのキャラクターのバージョンは、コミック版のスティーブ・ロジャースと映画版のスティーブ・ロジャースがキャラクターの別々の異なるバージョンであるように、それぞれの独立したバージョンになっています。
