Newsaramaより
現在、スーパーマンはかつてないほど苦境に立たされています。アブソリュート・パワー事件により、彼は力を失い、孤独の要塞を破壊され、息子であるジョン・ケントはサイバネティックに改造され、アマンダ・ウォーラーの支配下に置かれてしまいました。その結果、父と子の間で激しい戦いが勃発します。
このたびの「スーパーマン #17」では、クラーク・ケントはウォーラーの恐怖政治に終止符を打つため、意外な同盟者に頼らざるを得なくなります。その代償は甚大かもしれません。
ジョシュア・ウィリアムソン(ストーリー)とジャマール・キャンベル(アート)による新作では、スーパーマンはナイトウィングから受けた任務を果たそうとします。それは、アマンダ・ウォーラーとの戦いに味方を探すことです。この旅路にはザターナが同行します。彼女はダークロードに導き、マルチバースへのアクセスを可能にする魔法のマップ、モルドゥの地図を探すのです。
ザターナはすぐに地図の在り処を突き止めます。それは、世界の魔法使いたちが集う秘密の異次元の酒場、オブリビオンバーに保管されていました。
ここで、ザターナは若いファンと気まずい出会いをします。そして、クラークはキッド・ウォーロックと再戦します(この号の冒頭ページでは、スーパーマンのキャリアの始まりに遡る回想も描かれています)。この戦いは、今のクラークに力はなくとも、手強い戦士であることを証明しています。
しかし、キッド・ウォーロックは些細な障害にすぎません。この号のラストページでは、はるかに強力で威圧的な存在が出現します。悪魔の王、ネロンです。しかも、彼はモルドゥの地図を所有しており、クラークは取引に応じない限り地図を手渡すつもりはありません。
地獄の強大な悪魔であるネロンは、マーク・ウェイドとハワード・ポーターによって1995年の限定シリーズ「アンダーワールド・アンリーシュド」で誕生しました。それ以来、転落した天使は多くのDCヒーローにとって断続的な脅威となり、とりわけワンダーウーマンを殺害しています(彼女はのちに復活します)。