Newsaramaより

グラント・モリソンは、これまでコミック界に残してきた偉大な作家のひとりです。バットマン、スーパーマン、グリーンランタンという世界でも有数の巨大ヒーローの革新的なシリーズから、『インビジブルズ』『ザ・フィルズ』『We3』、『ハッピー!』といった既存の枠組みを越えた作品まで、モリソンはまさに伝説的人物です。それでも、『DCプライド2023』の短い作品や、『ザナデュウム』のサブスタックへの投稿を除けば、モリソンは2021年以降はほとんどコミックから遠ざかり、代わりに映画の脚本を書くキャリアを追求していました。そして先ごろ、Ludaという熱狂的な初の小説も執筆しています。

そんな中、Image Comicsのインスタグラムへの投稿が、モリソンがコミックス界に戻り、ひょっとしたらこの出版社の最も人気のあるタイトルのうちの1つを引き受けるのではないかと示唆しています。投稿にはたった1枚のティーザー画像が含まれており、そこには「GRANT MORRISON」という文字が、ピンクと緑の薄暗い色調がかかった3スクープのアイスクリームの写真の上に書かれています。

さて、このことから2つの可能性が考えられます。モリソンがImageで新しいアイスクリーム風味のコミックのデビューを果たすかもしれません。しかし、より可能性が高く、はるかに現実的な解釈は、これが『アイスクリームマン』に関係しているということでしょう。以降2018年以来、Imageから出版され続けている長編ホラーアンソロジーシリーズです。

作家のW. マクスウェル・プリンス、アーティストのマーティン・モラッツォ、色づけを担当するクリス・オハラハンによって共同制作された『アイスクリームマン』は、タイトルが示す謎のアイスクリームマン、リックを中心に据えた、神話的世界観をめぐるストーリーを描いています。

では、この投稿はモリソンがシリーズのライターを引き継ぐことを示唆しているのでしょうか?それとも、ゲストまたは共同ライターとして登場するのでしょうか?どちらかと言えば後者の方が可能性が高そうです。このシリーズはこれまでプリンスがひとりで手がけてきたためです。いずれにせよ、モリソンがついにコミック界に復帰する気配が見られるのは、心躍るニュースです。

このニュースのヒントは、映画情報誌「ザ・ハリウッド・リポーター」が報じた、『ビートルジュース』の共同ライター、アルフレッド・ガフとマイルズ・ミラーが『アイスクリームマン』の映画化を製作することにもつながっています。

モリソンとクワイエットリーの『オールスター・スーパーマン』は、私たちが選ぶ「史上最高のスーパーマンストーリー」のリストのトップに君臨しています。

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