映画「デッドプール」の監督ティム・ミラーはX-MEN系映画として初のR指定作品となったが、そのハードルを超えて大成功を収めた。最終的に「デッドプール2」から離れることとなったが、ミラーは当時計画していたことについてThe Playlistとのインタビューで明かした。
彼のバージョンでもデッドプールと炎を操る若きミュータント、ラッセルを中心としたものだったが、ストーリーが大きく異なる。彼はケーブルにコミックのような2m級の人物を求め、モリーナ・バッカリン演じるヴァネッサには悲劇的なストーリーを望んでいなかった。ヴァネッサはコミックと同様にシェイプシフト能力を持つミュータント、コピーキャットであることを明かし、それを彼女とウェイドのラブストーリーを探る手段として用いる。
更にミラーのバージョンでは、終盤のコロッサスとジャガノートの戦いは、コロッサスではなくファンタスティック・フォーのシングだったという。それは単なる希望的観測ではなく、ミラーによると20世紀FOXから完全なゴーサインを得たと伝えられている。
「デッドプール」の続編はディズニー傘下でも計画中。