映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」の監督であるアンディ・サーキスは、リーサル・プロテクターを主役にした3作目の映画が実現した場合のアイデアを持っていると語っている。
CBRとのインタビューの中で、サーキスは何らかの形でヴェノムシリーズに戻ってくる意思があるかどうか、また、キャラクターのストーリーをどこに持っていきたいかを尋ねられた。「わあ、それは本当に素晴らしい質問だ。そのすべてに答えられるかどうかはわからないが、この作品を作るのがとても楽しかったということだけは言える・・・もしそうなって、次の作品があれば、もちろん!次の作品に携わることができたら素晴らしいことだと思う。どうなるか見守るしかない。しかし、そうだね、私自身のアイデアはいくつかあるけど、今すぐには大胆には出せないだろう。」と述べている。
「悪人以外を食べない」という条件でエディの体に寄生し、彼と共同生活を送る地球外生命体(シンビオート)のヴェノムは、食欲の制限を強いられストレスの毎日を過ごしていた。そんな中、未解決事件の真相を追うジャーナリストのエディは、サン・クエンティン刑務所である死刑囚と再会する。その男の名はクレタス・キャサディ。これまで幾度となく猟奇殺人を繰り返し、収監されたシリアルキラーで、彼には死刑執行の時が迫っていた。「私の秘密を教えよう」と不気味にほほ笑み、エディに対し異様な興味を示すクレタス。突如その時、クレタスはエディの腕へと噛みつき、エディの血液が普通の人間とは異なることに気づく…… 死刑執行の時、ついにクレタスはカーネイジへと覚醒――。世界を闇へと変えていく。
映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」は2021年12月3日より日本公開。監督:アンディ・サーキス、出演:トム・ハーディ、ウディ・ハレルソン、ミシェル・ウィリアムズ、ナオミ・ハリス、リード・スコット、スティーヴン・グラハム等。