映画「ザ・バットマン」の監督マット・リーヴスと「ボードウォーク・エンパイア」で知られるテレンス・ウィンターがHBO Maxで制作されるスピンオフドラマシリーズの監督を務めることが明かされた。スピンオフシリーズはゴッサム警察を特集し、ロバート・パティンソン主演の映画と同じユニバースに設定される。
シリーズはタイトルがないが説明によると、エド・ブルベーカーとグレッグ・ルッカが脚本を執筆し、マイケル・ラークがイラストを担当した人気コミックシリーズ「ゴッサム・セントラル」と比較されている。
公式のプレスリリースでは以下のように説明している。
HBO Maxは本日、映画「ザ・バットマン」の監督マット・リーヴス、「ボードウォーク・エンパイア」のクリエイターであるテレンス・ウィンター、「ザ・バットマン」のプロデューサーであるディラン・クラーク、そしてワーナー・ブラザース・テレビジョンから、ゴッサム・シティの警察署を舞台にしたオリジナルDCドラマのシリーズ化を決定したことを発表しました。ウィンターが執筆するこの画期的なテレビシリーズは、リーヴスがバットマン長編映画のために制作している世界を舞台にしており、ゴッサム・シティの腐敗の解剖学的考察を映画上に構築し、最終的には複数のプラットフォームで新たなバットマンの世界を立ち上げることになります。このシリーズは映画で確立された世界をさらに広げ、ゴッサムの魅力的で複雑な無数のキャラクターをさらに掘り下げていくという、これまでにない機会を提供します。本作はリーヴスにとって、先日発表されたワーナー・ブラザース・テレビジョン・グループとの包括的な契約の下での初のテレビプロジェクトとなります。
マット・リーヴスは、「これは私が映画の中で創り上げている世界のビジョンを広げるだけでなく、長編映画形式ならではの深みとディテールを追求するという素晴らしい機会であり、犯罪と汚職の世界について非常に洞察力に富み、力強く書いてきた信じられないほど才能のあるテレンス・ウィンターと仕事ができることは、絶対的な夢だ。」と語っています。
映画「ザ・バットマン」は2021年10月より米公開予定。