CBRより

公開中の映画「スパイダーマン:スパイダーバース」ではマーベル・コミックスに関連した要素などが多く存在している。ここで最も興味深い28個のイースターエッグについて紹介していく。

以下、映画「スパイダーマン:スパイダーバース」のネタバレを含むので注意してください。

 

28.コミックスコード承認シール

コミックス倫理規定委員会の承認シールは「スパイダーマン:スパイダーバース」のオープニングクレジットに登場し、ファンに対しコミック媒体へのオマージュを提供している。1956年に登場したコミックス倫理規定委員会の印は、読者にその内容が「健全」であるのを知らせるために表紙に表示させた。マーベルは2001年に承認シールの使用をやめたが、何十年にも及んでスパイダーマンのカバーに含んでいたのを参照している。

27.アルケマックス

アルケマックスは「スーペリア・スパイダーマン」#17にて正史世界に初登場した。2099世界はアルケマックスによって支配されており、最終的に企業を家族に遺産として確保したかったノーマン・オズボーンが設立したことが明かされた。

映画ではマイルスがクモに噛まれる原因となった、健全ではない企業として登場。ニューヨークに様々なスパイダーマン達がやってくることとなるスーパーコライダー(加速器)の実験にも責任がある。

26.42

マイルスを噛んで超能力を与えるクモはアルケマックスの実験番号で42番。これはパラレルワールドについても言及される、ダグラス・アダムスによる「銀河ヒッチハイク・ガイド」における究極の答えが42であることに由来している。

25.プエルトリコデカール

マイルスがスパイダーマンになる前に彼自身を表現する方法の1つとしてステッカーがある。マイルスのスーツケースにプエルトリコの国旗のデカールが見えるが、彼の家族はコミックと同じように父が黒人で、母がプエルトルコ人であるから。マイルスの家族と遺産は、彼が誰であるか、スパイダーマンのマスクを付ける責任について重要な役割を果たす。

24.スパイダーマン3ダンス

オープニングシーンでマイルスの世界のピーター・パーカーは以前に公開された実写映画からの出来事を参照しながら、彼の経歴を振り返る。これらの参照の中に含まれているのは2004年の「スパイダーマン2」での暴走列車を止めるシーンや、2002年の「スパイダーマン」からMJとの印象的な逆さまキスを含む。2007年の「スパイダーマン3」からは悪名高い「邪悪なピーター」のダンスシーンも含んでいる。

23.スパイダーマンの実生活物語

マイルスがクモに噛まれたことでスーパーパワーを得たことに気づき始めると、彼はスパイダーマンのコミックに目を向け始める。彼が机に残したコミックはスタン・リーとスティーブ・ディッコによる「アメイジング・ファンタジー」#15に一致する!マイルスの世界ではタイトルが「トゥルー・ライフ・テイルズ・オブ・スパイダーマン」に変更されているが、この号にはパーカーの力の起源が含まれている!

22.アーティストに連絡

マイルスが携帯電話で彼の連絡先をスクロールする時、彼の初登場「アルティメット・フォールアウト」#4の共同製作者であるサラ・ピチェリ、ブライアン・マイケル・ベンディス、ジャスティン・ポンソーの名前が垣間見える。マイルスの父親ジェファーソン・デイヴィスの連絡先に、前の世代のアーティストとしてスパイダーマンの共同制作者スティーブ・ディッコの名前が出ている。

21.ボズのスケッチ集

マイルスがチャールズ・ディケンズによる「大いなる遺産」に関する理解テストで故意に落第した時、小説に関する感想文を書くように言われた。「大いなる遺産」は1860年から1861年の間に週刊雑誌「All the Year Round」で発表された。これらの章はアーティストのボズのイラスト集をフィーチャーし、そのアートはマイルスがレポートを書くために使用する本の上に見える。スパイダーマンのコミックは「大いなる遺産」が発表されてから1世紀後に初めて登場したが、ディケンズによって普及したイラスト付きと連載ストーリーの伝統を続けている。

20.レッドシャツ

マイルスの世界のピーター・パーカーは最初のアクトが終わる前にキングピンによって急死する。最後の数分でパーカーはマイルスと出会い、2人は素晴らしいスパイダーパワーを持っている!

故パーカーを演じたのは俳優クリス・パインで2009年にはリブート版「スタートレック」でジェームズ・T・カークを演じたことで有名。スタートレックの「レッドシャツ」というのは、赤いコスチュームを着ているキャラクターの生存率が低いことを意味している。このスパイディがシンビオートコスチュームを着ていたら、生き残ったかもしれない!

19.スパイダーバギー

スパイダーバギーは映画の中でいくつか登場する。マイルスがいる世界の故パーカーが所有していた秘密の地下基地にも、いくつかの車両がディスプレイされているのを見る。しかし、マイルスが学校の警備員に捕らわれた時に流れるスパイダーマンのクリスマスアルバムからの歌詞で、有名なバギーについて引用してる。

18.破壊は戻る

ジェイク・ジョンソンが声を担当するピーター・B・パーカーとマイルスが出会った時、彼がすぐに自身の歴史を語り、やがて悲劇が発生する。ピーター・B・パーカーが指摘した悲劇の1つの「背中を壊した」というのは、2004年の「スパイダーマン2」の前に映画「シービスケット」で背中を負傷したトビー・マグワイアへの言及だ。

17.コカソーダ

映画の登場人物が別のバージョンのニューヨークへ移動する際に、最も大きな違いとして看板で宣伝されているブランドがある。ピーター・B・パーカーの世界でコカ・コーラが最も有名なソフトドリンクだが、マイルスの世界ではコカソーダを宣伝している。彼らの世界におけるソーダの違いについてはコミック「スパイダーグウェン」#16でマイルスとグウェンが議論していた。

16.フロム・ダスク・トゥ・ショーン

マイルスの世界における娯楽はなじみがある一方で、大きな違いがある。タイムズスクエアのポスターには映画「ショーン・オブ・ザ・デッド」の続編を暗示する「フロム・ダスク・トゥ・ショーン」が登場している。

「ショーン・オブ・ザ・デッド」の共著者サイモン・ペグによると、「 フロム・ダスク・トゥ・ショーン」は本質的には「ショーン・オブ・ザ・デッド」と同じだが、ゾンビの代わりに吸血鬼が登場する。吸血鬼と言えばスパイダーマンの主要な敵対者であるモーランが連想される。

15.それを赤く塗る

それぞれの異なるスパイダーマンはそれぞれの世界から来ていて、それらは色によって区別されている。マイルスが最初にスパイダーマン・ノワールに出会った時、彼は白黒だとコメントし色の見分けが少々難しいようだ。

マイルスの世界を定義する色は赤で、劇中でも多くの暗示がある。ポスターではブルーマングループではなくレッドマングループが宣伝されていたり、FedExではなくRedExが配達している。そしてジェファーソンのナンバープレートでさえREDという言葉を含んでいる。

14.THWIP!

ピーター・B・パーカーがマイルスにウェブシューターを使ってスウィングする方法を教えている時、彼は各「THWIP!」の後に切るためにダブルタップをするよう説明した。「THWIP!」はスパイディがウェブシューターからクモ糸を出す時の効果音を表すオノマトペで、ウルヴァリンの爪を出す時の「Snickt」やナイトクローラーがテレポートするときの「BAMF」のように動作をすぐに認識できる。マーベル・コミックス読者への素晴らしい聴覚的イスターエッグを提供している。

13.コスチュームクローゼット

マイルスが彼の世界のパーカーの秘密の地下基地に入ると、たくさんの衣装が背後で展示されている。見ることができる衣装の中には「アメイジング・スパイダーマン」#656で登場したスパイダーアーマーMkⅡや「ワット・イフ」#19で登場したケープコスチューム、PS4「Marvel’s Spider-Man」で登場したアドバンスドスーツがある。

12.チャンス・ザ・ラッパー

マイルスがヘッドフォンで聞いているビギーの曲は我々の聞いているものと同じようだが、マイルスの寮部屋の壁に貼られているチャンス・ザ・ラッパーのミックステープ、Coloring Bookのポスターはいくつか変更されている。我々の世界では彼の3番目のミックステープであり、アルバムカバーに写る彼のキャップの番号も3だった。しかし、マイルスの世界ではミックステープが多いようで4の番号が書かれている。

11.水産業

スパイダーハムがどうやってマイルスの世界にやってきたのか説明しているとき、「フィッシュ・インダストリーズ」とラベルが付けられた箱が登場する。マーベル・コミックスのページではキングピンことウィルソン・フィスクによって所有・運営される会社フィスク・インダストリーズの動物バージョンである。スパイダーハムのストーリーはコミック同様、放射性豚に噛まれたクモであったということにも言及している。

10.スティーヴン・コルベア

ニューヨークシティでマイルスが自宅に電話をする時に、看板に有名なジャーナリスト、スティーヴン・コルベアの広告が現れる。スティーヴン・コルベアは「アメイジング・スパイダーマン」#573で登場した。

9.ベンディスの広告版

ブライアン・マイケル・ベンディスはマイルス・モラレスを共同制作したライターで、アルティメット・スパイダーマンとしてピーター・パーカーと置き換えた。マイルスはピチェリ、ベンディス、ポンソーによる「アルティメット・フォールアウト」#4で初登場した。彼は亡くなったパーカーのコスチュームを着ることが失礼だと感じ、映画でも同じことを感じていた。映画ではニューヨークシティの通りの看板でベンディスの名前を垣間見ることができる。

8.スペイン語からの翻訳

スコーピオンとして知られるスーパーヴィランがパーカーの家を攻撃した時、彼はスペイン語で話していた。会話の吹き出しに、スペイン語から翻訳されていることを示すアスタリスクが付けられている。このイースターエッグはマーベルスタイルの翻訳を表現している。しかし、マイルスはバイリンガルであるため必要ない。

7.ハンマースペース

スパイダーハムが彼の世界に戻る準備をしている時、彼はマイルスに木槌を提供している。彼は特大なハンマーにも関わらず、彼のポケットに収まると話している。これは「ハンマースペース」と呼ばれる漫画やアニメで行われる、小さいスペースに大きなものを収納するカートゥーンキャラクターの能力について言及している。スパイダーハムはハンマースペースを多用するクラシックな動物キャラクターを参照している。

6.メイおばさんの秘密の歴史

マイルズが故パーカーの隠れ家に入った時、彼は故パーカーがこれまでに使用していた様々な素晴らしい使えないテクノロジーを発見する。メイおばさんが彼の壮大な技術の一部にとって重要な役割を果たしたことを示唆している。メイおばさんは敵対者のオリヴィアのことをリブと呼んでおり、このバージョンのメイおばさんは故パーカーの攻撃に不可欠な役割を果たした可能性を示唆している。

5.常にそこには6人いる必要がある

映画の過程で6人のヒーロースパイダーが6人のスパイダーマンヴィランであるキングピン、トゥームストーン、プラウラー、スコーピオン、グリーン・ゴブリンとしてのノーマン・オズボーン、そして謎の科学者オリヴィアに立ち向かう。6人のスーパーヴィランのチームは映画の中で名前を言及することはないが、スパイダーマンを倒そうと互いに協力するチームの名前はしばしば「シニスター・シックス」を採用する。

4.消失する建物

映画のクライマックスでフィスクがスーパーコライダーを起動させた最終結果が明らかとなった。次元のポータルを開いた装置より上の建物が完全に消滅した!これは「スーペリア・スパイダーマン」#19で起きたホライゾン・ラボの建て物の運命を強く印象付ける。それはニューヨーク市全土を消滅させる可能性があったものだ!

3.ここに座って・・・

最後のクレジットシーンの間、視聴者はスパイダーマンの多くの異なるバージョンのモンタージュを与えられる。多くの異なるスパイディバージョンを明かすことに加えて、悪名高いデスクに向かうスパイダーマンのミームへの参照もある。忘れられないイメージは「ウェブ・ウォーリアーズ」#1でも参照された、1976年のアニメシリーズからのスパイディで、机や壁には額入り自画像が示されている。

2.スパイダーマン2099

クレジットシーン後に登場するスパイダーマンは「スパイダーマン2099」で初登場したミゲル・オハラだ。ミゲルはアルケマックス社の遺伝子技術者で、ピーター・パーカーの驚くべき能力を再現しようと試みていた。それによって彼が自身の遺伝子情報を書き直そうとした時にスパイダーマンの能力を彼に与えた。ミゲルに加えて彼のホログラフィックA.I.であるライラも登場し、ミゲルが次元間を飛ぶのを援助している。

1.最初の誰か

ミゲルが目的地として選んだアース67は最初のスパイダーマンアニメシリーズの宇宙だった。ミゲルは「すべてはここから始まった」場所に帰ってきたと述べている。ある意味では彼のゴールとして成功している。2人のスパイダーマンが出会った時に、J・ジョナ・ジェイムソンはどちらが最初に指を指したか記録するためにその現場にいる!

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