公式より

この度、X-MEN最終章でジーンをダークサイドへと導く”謎の女”役をつとめた演技派女優、ジェシカ・チャステインの特別インタビューが到着した。

初のヒーロー映画出演で、物語の鍵を握るヴィラン役に挑戦したチャステインは、オファーを引き受けた理由を「これほどまでに謎めいた広がりのある役柄をやったことがなかったから」と語る。「ものすごくイマジネーションを必要とする役だった。かつて演劇学校に行っていた頃、“あなたはいまアマゾンをわたって、これこれこういう状態にあると想像してみて“というような訓練をしたけれど、実際映画を撮るようになって、そういう大きなイマジネーションを必要とする機会があまりなくなっていたの。周りに何があるか想像するようなことが。でも今回周りはグリーンバックだから、否応なくイマジネーションが必要とされる」と、役柄だけではなく、視覚効果を多用するヒーロー映画ならではの演技環境にも刺激を受けたという。

©2019 Twentieth Century Fox Film Corporation

これまでにない謎めいたキャラクターを演じるにあたって、「最初はいろいろ考えてサイモンに相談したけれど、彼はひとつの方向に行く必要はないんじゃないかと言った。ひとつのキャラクターだけをベースにする必要はなく、多くのもののコンビネーションであっていいだろうと。それによって自由を与えられたわ」と、『オデッセイ』(15)の製作者としてタッグを組んだサイモン・キンバーグ監督の言葉がヒントになった。さらに、「このキャラクターは人間的だけど、同時にちょっと異次元にいる人のようなところがある」と語る。“謎の女”を演じるに当たって、「唯一参考にできると思った人は、ティルダ・スウィントン。彼女はエイリアンとか、女神のような雰囲気があるでしょう。何かこの世の人じゃないような感じが。それに天使のようでありながら、冷徹なところもある感じ。その雰囲気を参考にしたわ」と、『ドクター・ストレンジ』のティルダ・スウィントンを役作りの参考にしたと告白している。

©2019 Twentieth Century Fox Film Corporation

ジェシカは、ミュータントたちのエモーショナルなドラマが展開する本作を「とくに若い女の子や男の子たちにこの映画を観て欲しい。何かわくわくするような、力強いインスピレーションがあると思う」と語る。そして、主演のソフィー・ターナーについて、「この映画といい『ゲーム・オブ・スローンズ』といい、若い女性たちにとって影響力のあるキャラクターを演じている。彼女をみながら、『わたしもこんなにパワフルに、強く、エモーショナルになれるんだとか、複雑でも構わないんだ』ってことを感じてもらえたら嬉しいわ」と結んでいる。

©2019 Twentieth Century Fox Film Corporation

ジーン・グレイ(ソフィ・ターナー)が巨⼤な脅威・アポカリプスへの壊滅的な⼀撃を与え、⼈類を救った戦いから約10年。宇宙ミッションでの事故によってジーンのダークサイドが増殖し、内に封じ込められていたもう一つの人格〈ダーク・フェニックス〉を解き放ってしまう。そして訪れる、世界の危機。全宇宙の破滅を止めるため、X-MENがジーンの〈悪〉に⽴ち向かう。

映画「X-MEN:ダーク・フェニックス」は2019年6月21日より日本公開。監督:サイモン・キンバーグ、出演:ソフィー・ターナー、ジェームズ・マカヴォイ、マイケル・ファスベンダー、ジェニファー・ローレンス、ジェシカ・チャスティン、配給:20世紀フォックス

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