Comicbook.comより

以下、映画「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」のネタバレが含まれます。

映画「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」ではミステリオは実際にはヒーローではなく、解雇された元スターク・インダストリーズ社員たちが集まって復讐としてアイアンマンの後継者であることを信じ込ませようとしたヴィランだった。彼らはB.A.R.F.で見せた映像技術と先進的なドローン技術を利用して、エレメンタルズの脅威を生み出しダメージを表現した。

あるファンはエレメンタルズの攻撃のように見えるものが、実際には表現と違ったダメージがある矛盾点がしっかりと描かれていることを発見している。映画を注意深く見ていた人はミステリオの正体が明かされる前から、彼の詐欺にすぐに気づいたかもしれない。

1つはピーターの濡れに関する点。水のエレメンタルとの戦いの間にピーターが初めて殴られた時、彼は全く濡れておらずそれが映像であったことがわかる。その後、橋の上に投げ込まれたときだけ彼は濡れ、部分的に映像詐欺であることがわかる。

2つ目は火のエレメンタルとの戦いのダメージ跡。火のエレメンタルとの戦いの最中、そこへやってきたニック・フューリーの車が火によって攻撃されるが、実際のダメージ跡は銃弾跡であることが見てわかる。

3つ目は屋根の上にやってくるミステリオ。ピーターが屋根の上で落ち込んでいるとき、ミステリオが彼の下へ浮遊してくるが、ピーターの後ろのドアからミステリオが座る場所までカメラが振られる。このカメラの動きは扉から見えない誰かが歩いてきているのを追跡しているようだ。

この他にも様々な描写や言動を注意深く見ると、ミステリオの欺きが散見できる。映画を再度見返して、どんな矛盾点が存在するか発見する楽しみ方もできる。

映画「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」は2019年6月28日より日本公開中。監督:ジョン・ワッツ、出演:トム・ホランド、ジェイコブ・パタロン、ゼンデイヤ、サミュエル・L・ジャクソン、ジェイク・ギレンホール、配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

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