CBRより

ソニーはマーベル・スタジオとのスパイダーマンのパートナーシップを解除した。これによりマーベル・スタジオは今後、スパイダーマンの映画を作れないこととなる。

Deadlineによると、決定は「ディズニーとソニー・ピクチャーズが共同融資で利子を与えていた新しい条件にソニーが合意することができない。」ことに起因している。現在、計画されている次の2つのスパイダーマン映画に関しては、「ホームカミング」と「ファー・フロム・ホーム」の監督ジョン・ワッツと俳優のトム・ホランドが戻ってくることが期待されているが、マーベル・スタジオの社長ケビン・ファイギはソニーによって「本質的に無力化」されているため、マーベルのプロジェクトへの関与は疑わしい。

ディズニーは将来のすべてのスパイダーマンプロジェクトがマーベルとソニーの間で、50対50のフランチャイズ契約であることを要求したようだが、ソニーは拒否した。代わりにソニーは現在の取引を維持しておくことを提案し、マーベルはマーチャンダイジング権を維持しながら、公開初日から総興行収入の約5%を引き続き受け取ることとなるが、ディズニーはこれを拒否した。

マーベル・スタジオと協力した映画「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」はソニー史上最高の興行成績となったが、この協力関係は終了となった。

映画「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」は2019年6月28日より日本公開中。監督:ジョン・ワッツ、出演:トム・ホランド、ジェイコブ・パタロン、ゼンデイヤ、サミュエル・L・ジャクソン、ジェイク・ギレンホール、配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

4 thoughts on “ソニーがマーベル・スタジオとの『スパイダーマン』のパートナーシップを解除”

  1. ソニーさん…
    それは無いですよ…
    大人の事情で映画の世界観をぶち壊すのは…
    アベンジャーズとの関わりを無くしたスパイダーマンは今後流行りませんって!
    ピーターの鉄の意志を継ぐって過程は何処に行くんですか
    ヴェノムも正直微妙な感じだったし…
    マーベルに権利を返せとまでは言いませんが
    独自で映画を作りつつ、MARVELスタジオにもスパイダーマン出せば良いじゃないですか

  2. サム・ライミ版から見てる人間としてはソニー良くやった!と言うところですけどね
    大人の事情でスパイダーマンをぶち壊したのはマーベルですよ?
    アイアンマンの弟子にされ、ベンおじさんは消され、ピーターはヒーローに憧れるただのミーハー
    親しい人を失う悲しみと正体を明かせないが故の孤独を背負いつつもNYの隣人として戦い続けるスパイディは一体何処に行ったんだと

    1. サム・ライミ版から見てますが
      ソニー良くやった!とは言えません。
      サム・ライミ版も確かに傑作でした。
      正直スパイダーマンを単体映画としていえば
      サム・ライミ版が1番だと思っていますが
      MCU版もMCU版で愛していたし
      終わった事は終わった事。此処にきたからには
      ずっとMCUの一員としてやって欲しかったですね。
      この事でサム・ライミ版の4でも出して
      もらえるのなら別ですけど。
      それでも続投してほしかった。会社の利益よりもお客の事を。とでも言いたいけど 現実そんなに甘くないのは知ってるので 、、
      良い打開策でも見つけてくれないかなぁ。。

  3. このニュースを見たとき、落胆したのは正直なところありましたが、、、
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    ディズニーは将来のすべてのスパイダーマンプロジェクトがマーベルとソニーの間で、50対50のフランチャイズ契約であることを要求したようだが、ソニーは拒否した。代わりにソニーは現在の取引を維持しておくことを提案し、マーベルはマーチャンダイジング権を維持しながら、公開初日から総興行収入の約5%を引き続き受け取ることとなるが、ディズニーはこれを拒否した。
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    今までの現状の契約(条件)が引き続き、ではなく、完全な50:50になるのもマーベルもものすごい要求をしてきたな、と思っちゃいました。
    となるとソニーもうんと言えなかったのかな、と。
    今のままでの契約条件で引き続きは難しかったのかな、、(T-T)

    かといって、これらって全て大人の事情なので、、、悲しいですよね。誰も得しないような。

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