CBRより

マーベルが発売するコミック「アベンジャーズ:ザ・チルドレンズ・クルセイド」がブラジルのリオデジャネイロで検閲対象となり大きな論争を巻き起こしている。リオデジャネイロ市長マルセロ・クリベラは現在街で開催されている第19回国際ブックビエンナーレにて、2人の男性キャラクターのウィッカンとハルクリングがキスをするシーンが「未成年者向けの性的コンテンツ」を持っているため、若者から保護するために検閲対象となると話した。

クリベラは国際ブックビエンナーレからLGBTQIA+コンテンツを含む本を抜本的に検閲しようと動いており、この検閲命令が表現の自由を保護するブラジルの憲法に違反すると論争を巻き起こしている。

このニュースが報じられてから国際ブックビエンナーレで発売されていた「アベンジャーズ:ザ・チルドレンズ・クルセイド」は完売。

この騒動について裁判官によっても判定が異なり、今回の市長の行為が違法として直ちに検閲を停止するよう要求する一方、コミックが両親に不適切な内容を含むという警告マークがされていなかっために市長の行為は法律の範囲内だとする裁判官もいる。

市長は未だ「アベンジャーズ:ザ・チルドレンズ・クルセイド」を同性愛を含む不適切なコンテンツとしている。

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