ComicBook.comより

映画「ジョーカー」は1人の男が狂気に落ちるのを描き、後にキャラクターは狂った殺人者ジョーカーとなる。多くの人々がジョーカーと彼の暴力に称賛していることを一部の人々が懸念しており、特に2012年の映画「ダークナイト ライジング」公開時に起きたオーロラ銃乱射事件の被害者の親族や友人等による、映画への懸念を表明する手紙がワーナーに送られた。内容には全米ライフル協会を支援する政治家候補に寄付をしないよう求めるものを含まれていた。

ワーナーはこの手紙に対する声明を発表した。「私達の社会における銃の暴力は重大な問題であり、これらの悲劇の影響を受けたすべての犠牲者と家族に最も深い同情を示します。当社にはオーロラを含む暴力の被害者への寄付の長い歴史があり、最近の数週間で、当社の親会社はこの流行性に対処するため、超党派的な法律を制定するよう政策立案者に要請するため他のビジネスリーダーに加わりました。同時にワーナーブラザーズは、ストーリーテリングの機能の1つは、複雑な問題に関する難しい議論を引き起こすことであると考えています。誤解しないでください。架空の人物ジョーカーも映画も、いかなる種類の現実世界の暴力を支持していません。このキャラクターをヒーローとして維持することは、映画、映画製作者、またはスタジオの意図ではありません。」

映画「ジョーカー」は2019年10月4日より日米同時公開。監督・製作・共同脚本:トッド・フィリップス、共同脚本:スコット・シルバー、出演:ホアキン・フェニックス、ロバート・デ・ニーロほか、配給:ワーナー・ブラザース映画

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