CBRより

以下、映画「ジョーカー」のネタバレが含まれるため注意してください。

映画「ジョーカー」において明確にされていないことの1つは、ザジー・ビーツ演じる隣人ソフィーの運命がある。映画ではアーサー・フレックの妄想の彼女にされていたが、それが判明した時、彼女に何が起こったのか明らかにされなかった。監督のトッド・フィリップスは彼女に何が起きたのか明らかにするシーンがあったが、カットしたことを認めた。

フィリップスはIndieWireのインタビューで、フレックが「マレー・フランクリン・ショー」に出演した時、ソフィーが番組を見ているシーンがあったと語った。アーサーがトークショーの司会者マレーを残酷に撃ち殺したとき、ソフィーは狂気が自分の家から安全になっていたのを見ることになっていたという。

フィリップスは「映画製作者と作家として、彼は彼女を殺さないと言える。私たちは『彼がどれほど狂ったか』と言う観客に対するリトマス試験のようなものだと考えている。私が話したほとんどの人は、彼が間違った人間を殺すという考えを理解しているため、彼女を殺したとは思わない。彼女はそれとは何の関係もない。人々は悪役としてさえ、彼が特定の法則に従って生きていることを理解していた。もちろん、彼はこの女性を廊下で殺さなかった。」とコメントしている。

映画「ジョーカー」は2019年10月4日より日米同時公開。監督・製作・共同脚本:トッド・フィリップス、共同脚本:スコット・シルバー、出演:ホアキン・フェニックス、ロバート・デ・ニーロほか、配給:ワーナー・ブラザース映画

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