ComicBook.comより

映画「ジョーカー」の監督トッド・フィリップスは映画が「みんなのための映画ではない」とは語る。フィリップス監督はDeadlineとのインタビューで「本当に率直に言って、映画業界の現状と、映画がどのようにノイズをカットするか考えていた。私たちは皆映画を作るが、それらが趣味になるには非常に困難で高価だ。映画を作る理由は、人々にそれらを見てもらうことであり、演劇の経験がなくならない限り、コミックの映画が引き継がれ多く存在することを否定するのは難しい。ゆえにそれを使う方法があり、少し違うことをするかもしれないと思っただけ。」とコメントしている。

フィリップスは続けて、「それは皆のための映画ではなく、そしてそれは最初に(ワーナー・ブラザーズに)言ったことの一つだった。コミックの映画は一般にPG-13であり、いわば象限を目指しているが、これは必ずしもすべての人にとっての映画ではないという点が非常に具体的だった。非常に具体的に狭い焦点を念頭に置き、それが理にかなっているならば、すべての人を引き付けることになり、素晴らしく、交差すれば人々は今の『ジョーカー』と同じように映画を発見する。時々、みんなを狙うと誰も見ない映画を作ることになる。そして、私はR評価のコメディを使って、スタジオの幹部に『これらを和らげ、おそらくPG-13にする。』と言われたため、いつも考えていた。時にはそれは誰のためにもならない。だから私はいつも非常に狭い焦点をもつ。そして、針に糸を通すと、他の人々が来るだろう。」と話している。

映画「ジョーカー」は2019年10月4日より日米同時公開。監督・製作・共同脚本:トッド・フィリップス、共同脚本:スコット・シルバー、出演:ホアキン・フェニックス、ロバート・デ・ニーロほか、配給:ワーナー・ブラザース映画

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