ComingSoon.netより

マーベル・シネマティック・ユニバースはそれまでの集大成となる映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」を1年前に公開し、映画「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」にてヒーローの遺産と継承が描かれ、今年新たなフェーズへと突入する。

そんなMUC作品には多くの参照やイースターエッグが含まれており、それは後々に繋がったり、監督達曰くいまだに発掘されていないものをあるという。そんなMCUの歴史を振り返る意味も含めて、過去の作品のイースターエッグを紹介していく。今回の作品はMCU第3作目「アイアンマン2」。

以下、映画「アイアンマン2」のネタバレを含むため注意してください。

ハワード・スターク

映画の中のスターク・エキスポでのハワード・スタークの描写は、ウォルト・ディズニーを思い出させることを意図している。本作はマーベルがウォルト・ディズニー・カンパニーに売却される前に撮影が完了しており、2009年内に買収が完了した。

スタン・リー

「アイアンマン2」でのスタン・リーのカメオ出演は、ジャーナリストのラリー・キングということになっている。キングはCNNのトーク番組「ラリー・キング・ライブ」の番組ホストとしても知られ、トークの帝王の異名を持つ。彼もまた多くの作品にカメオ出演している。

スターン議員

最初はただのカメオ出演だったのが主要キャラクターとなるであろう、公聴会の中で耳障りな上院議員を演じたのはコメディアンの故ギャリー・シャンドリング。

「ここで会うとは思わなかった」

ここでのシーンのセリフはローディ役のテレンス・ハワードから、ここで初登場となるドン・チードルとキャストを入れ替えたことに対するメタジョークの意味合いがある。トニーが彼をローディと呼んだことについても脚本になかったものだが、撮影時に付け足したと言及している。

ホール・オブ・アーマー

アイアンマンの武器庫の定番は、第1作目のスーツと一緒に組み立てられているのを見ることができる「ホール・オブ・アーマー」だ。後の作品においてもアーマーが追加されていくこととなり、破壊されたものであっても復元して保存している。

「ナタリー」

我々はナタリーが実際にはナターシャ、別名ブラック・ウィドウであることはもちろん知っているが、コミックにおいてブラック・ウィドウがアイアンマンのシリーズで初登場したことから、この作品での登場はより適したものだ。ナターシャは1964年にアイアンマンの主役シリーズ「テイルズ・オブ・サスペンス」#52で初登場し、当時はまだヴィランとしてアイアンマンと対峙した。

ブリーフケーススーツ

マーベル・コミックのページでは、トニーはスーツをきちんと折りたたんでブリーフケースに入れて持ち歩いていた。「アイアンマン2」からのマーク5アーマーはそれを参照している。もちろんブリーフケースにはいくつかの安全装置が取り付けられており、基本的にトニーの指紋のみを認証するように設計されている。

テン・リングス再び

映画の中では明示されていないが、イワン・ヴァンコの脱獄を助けるこの男が実は「テン・リングス」のメンバーであることをジョン・ファヴロー監督が確認している。

キャプテン・アメリカ・コミックス #1

トニーが映画の中で彼の父親のものに目を通すと、非常に短い間だが箱の一つの中に「キャプテン・アメリカ・コミックス」#1のカバーを見ることができる。ここからもハワードとキャップの接点があったことを匂わしていることがわかる。

テッセラクト

ここではエネルギー源としてテッセラクト(四次元キューブ)を使用するためのハワードの計画を見ることができる。「アイアンマン2」の後に公開した「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」の後、彼が実験をしていたことがわかっている。

キャップのシールド再び

「アイアンマン」に続いて、トニーの工房に再びキャプテン・アメリカの盾が登場。ハワードはキャプテン・アメリカを誇りに思っており、彼が亡き後に生まれた息子にも功績として話し続けていたことが後に明かされている。

バンビ・アルボガスト

映画に登場する秘書は、1979年に「アイアンマン」#118でデビューしたマーベル・コミックのキャラクターであるバンビ・アルボガストとクレジットされている。彼女はコミックにおいてスターク・インターナショナルの責任者であったトニーのエグゼクティブ・アシスタントの面接をするためにやってきた人物。面接待ち中にアイアンマンとワールウィンドの戦いに巻き込まれ、戦い中でも鳴った電話を取り注意をそらせたことで即座に雇用された。

インクレディブル・ハルクのニュース

本作のエンディングでは「インクレディブル・ハルク」に登場するシーン、ハルクが大学を襲撃するニュースがスクリーンに映し出されている。「インクレディブル・ハルク」においてトニーがカメオ出演しており、繋がりを強く強調している。

ヒーロー・マップ

部屋の中の地図は、キャプテン・アメリカ、ソー、ハルク、アイアンマン、ブラックパンサー、多分ネイモアを含む他の潜在的なアベンジャーズに関連した活動場所をハイライトしている。現在登場していないキャラクターはネイモアだが果たして。

ムジョルニア

ポストクレジットシーンでは、ニューメキシコの砂漠にソーのハンマーが到着するという、マーベル・シネマティック・ユニバースの次回作を暗示している。劇中でのコールソンの言及等から「アイアンマン2」とほぼ同じようなタイミングで発生していたことがわかる。

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