ComingSoon.netより

マーベル・シネマティック・ユニバースはそれまでの集大成となる映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」を1年前に公開し、映画「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」にてヒーローの遺産と継承が描かれ、今年新たなフェーズへと突入する。

そんなMUC作品には多くの参照やイースターエッグが含まれており、それは後々に繋がったり、監督達曰くいまだに発掘されていないものをあるという。そんなMCUの歴史を振り返る意味も含めて、過去の作品のイースターエッグを紹介していく。今回の作品はMCU第4作目「マイティ・ソー」。

以下、映画「マイティ・ソー」のネタバレを含むため注意してください。

あの村について

「マイティ・ソー」のオープニングで見られるノルウェーのトンスベルグは、「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」のオープニングで見られる場所と同じ。その後もソーの歴史と密接に関係する土地となり、ニュー・アスガルドもノルウェーに設けられた。

オーディンの目

オールファーザーのオーディンは、片目だけを持っていることでも有名であり、我々は彼がフロスト・ジャイアントとのオープニングバトルでそれを失った方法を見ることができる。

エターナル・フレイム

オーディンの宝庫はイースターエッグの宝庫であり、映画「マイティ・ソー バトルロイヤル」のキーアイテムとなる神秘的なオブジェ「エターナル・フレイム(永久なる炎)」を見ることができる。エターナル・フレイムはスルトからオーディンが盗んだもので、消せない神秘的な炎。スルトはこれに剣を灯し、ラグナロクをもたらす。

ソーのヘルメット

このシーンはマーベル・シネマティック・ユニバースの中で極めて重要で、それはソーがトレードマークのヘルメットをかぶっているのはこのシーンだけだからだ。コミックでは基本的にこの翼のヘルメットをかぶっているが、映画においてはほとんど見ることができず、他には「マイティ・ソー バトルロイヤル」にて闘技場で模したものが使われた程度。

チューニング・フォーク

原作ではアスガルド人がラーキング・アンノウンと呼ばれる存在を自分たちの次元に召喚するために使用したオブジェクト。多くの部分が謎に包まれている存在で、他の生命体の恐怖心から力を得る異次元の存在。

生と時間のタブレット

タブレット・オブ・ライフ・アンド・タイムにはライフライン・フォーミュラが含まれており、これは誰もを癒し、若返らせ、不滅にすることさえできる。種族の完全な進化の可能性に達する機会を与えるが、ほとんどの人物が適切に使用することができず、治癒効果のみを受けることが多い。

ウォーロックの目

ウォーロックの目は相手をマインドコントロールする強力なアーティファクトで、これに抵抗できる人物は少ない。ソーの敵であるハロキンがこれを用いてアスガルドを侵略しようとするが失敗した。

オーディンのワタリガラス

オーディンのもう一つのトレードマークは、玉座の上にいる2羽のワタリカラスのフギンとムニン。彼らは毎日ナイン・レルムスを渡り、何が起こっているのかをオーディンに知らせる。オーディンは彼らを通して各地で起きていることを見通す。

インフィニティ・ガントレット

MCUで最初に見たインフィニティ・ガントレットは、オーディンの金庫にある。我々は後でそれが偽物であることを知るが、それが右利きのガントレットであるために飾り物であることがわかる。

J・マイケル・ストラジンスキー

本作にカメオ出演しているのはスタン・リーだけではなく、脚本家のJ・マイケル・ストラジンスキーも出演している。ストラジンスキーは以前に2007年から2009年までマーベルのためにソーを書いていたライターで、この映画ではストーリーのクレジットを持っている。

プエンテ・アンティグオ

ソーの舞台となる都市はニューメキシコ州プエンテ・アンティグオで、「古代の橋」と訳され、ソーが世界を渡るのに用いる虹の橋ビフレストにちなんだもの。

ジャーニー・イントゥ・ミステリー

町の看板は「魅惑の国・・・」と呼ばれる場所を宣伝しており、それは「ジャーニー・イントゥ・ミステリー(謎への旅)」として訪問者を促す。「ジャーニー・イントゥ・ミステリー」とは、もちろんソーがデビューしたコミックシリーズのことで、「ソー」のタイトルとなるまでソーの物語を取り扱ったシリーズ。ソーは「ジャーニー・イントゥ・ミステリー」#83でデビューしている。

スタン・リー

スタン・リーは、ムジョルニアを引きずり出そうとするトラックを運転する男として登場する。もちろん「ジャーニー・イントゥ・ミステリー」#83でソーをデビューさせたのは我らがスタン・リーとジャック・カービーである。

ドナルド・ブレイク

ソーが伝統的なスーパーヒーローであり、実際の雷神ではなかった初期の頃、彼の秘密の正体はドナルド・ブレイク医師であり、ここで参照されている。ソーがオーディンによって足の不自由な医学生ドナルド・ブレイクとして地球へ送られ、彼は偉大な医師となったが、ノルウェーでの休暇中にエイリアンのクロナン人に遭遇し、木製の杖を地面に叩きつけるとソーへと変身した。

ヴァイキング

まばたきをするとプエンテ・アンティグオの高校のマスコット、ヴァイキングが恋しくなる。ヴァイキングは海賊や略奪のイメージが強かったが、実際には農民や漁民で大部分の収益が交易だったと言われている。

テッセラクト

コズミックキューブ/4次元キューブは、北欧神話の子供向けの本の中で、オーディンの手の中にあるのが見て取れる。テッセラクトはオーディンによって地球にもたらされ、後にレッド・スカルが手に入れることとなった。

ホークアイ

ジェレミー・レナーが本作でアーチャー・アベンジャー、ホークアイ役でデビューし、その存在感はこのショットで初お披露目している。実際に矢を放ち、ソーと対決することはなかったが、「アベンジャーズ」へと繋がっていく。

ユグドラシル

ソーはジェーンにナイン・レルムス(9つの領域)の絵を描いており、「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」でも参考にしている世界樹ユグドラシルも描かれている。領域はアスガルド、ミッドガルド、ヨトゥンヘイム、ヴァナヘイム、スヴァルトアルヴヘイム、ニダベリア、アルフヘイム、ノルンヘイム、ニヴルヘイムとなっている。コミックでは近年、更に10個目の領域ヘブンの存在が明かされた。

ウォルト・サイモンソン

ソー・コミックス史上最大の影響力を持つ漫画家ウォルター・サイモンソンもカメオ出演している。ソーをカエルに変え、ベータ・レイ・ビルを生み出したことでも知られる。

アベンジャーズのティザー

「マイティ・ソー」のポストクレジットシーンでは、ロキがセルヴィグ博士を操る「アベンジャーズ」のイベントを直接設定している。ここから彼はテッセラクトの研究に携わり、結果ロキが地球へとやってきてしまう。

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