ComingSoon.netより

マーベル・シネマティック・ユニバースはそれまでの集大成となる映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」を1年前に公開し、映画「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」にてヒーローの遺産と継承が描かれ、今年新たなフェーズへと突入する。

そんなMUC作品には多くの参照やイースターエッグが含まれており、それは後々に繋がったり、監督達曰くいまだに発掘されていないものもあるという。そんなMCUの歴史を振り返る意味も含めて、過去の作品のイースターエッグを紹介していく。今回の作品はMCU第19作目「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」。

以下、映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」のネタバレを含むため注意してください。

サノスの子

自身達を「サノスの子」と呼ぶ部下のブラックオーダーは、2012年からコミックに登場したサノスの配下組織。チームはエボニー・マウ、ブラック・ドワーフ(カル・オブシディアンに改名)、プロキシマ・ミッドナイト、コーヴァス・グレイブが登場しており、それぞれトム・ヴォーン=ローラー、テリー・ノタリー、キャリー・クーン、マイケル・ジェームズ・ショウが演じている。コミックでは他にスーパージャイアントというマンインドコントロールを得意とするキャラクターがいたが省略されている。またコーヴァスとカル・オブシディアンは兄弟で、プロキシマはコーヴァスの妻。

サノスの鎧

サノスが全身を覆う伝統的な鎧姿を映画の冒頭で見ることができる。「インフィニティ・ウォー」ではストーンを手に入れ必要なくなり、すぐにそれを脱ぐが、「エンドゲーム」においてその鎧での戦いを見ることができる。

我々にはハルクがいる

サノスがロキを用いてテッセラクトを得ようとした映画「アベンジャーズ」から、サノスとの因縁は始まった。「アベンジャーズ」での最終決戦前にトニー・スタークとロキが対面して交渉し、ロキの軍勢に対してトニーは「ハルクがいる」と話した。映画のオープニングシーンにおいてロキもサノスと交渉し、彼も「ハルクがいる」と話す。

サノスが来る

コミックから映画の変化として、シルバー・サーファーの役割がある。彼はサノスがガントレットを完成させて最初に対峙したキャラクターで、サノスはガントレットの強さ証明してサーファーを地球に飛ばした。彼は「インフィニティ・ガントレット」の初めでサンクタム・サンクトラムに墜落し、ドクター・ストレンジに「サノスが来る」と警告した。映画ではこの役回りがハルクとなって再現されている。

モーガンおじさん

映画冒頭においてペッパーとの間に子供ができる夢を見たと話すトニーは、この子供の名前をおじのモーガンにしようと話している。このモーガン・スタークはコミックに登場するキャラクターで、「テイルズ・オブ・サスペンス」#68で登場するモーガンはトニーの従兄弟。トニーは億万長者の息子で勝者だが、モーガンは父からハワード達の成功を恨むように育てられ、更にはギャンブルで敗者となり、トニーを毛嫌いしていた。

コスモスの大釜

トニーとストレンジが初対面し、彼らは早くもお互いに嫌いあうようになる。トニーがコスモスの大釜に手をかけた時にストレンジは怒った。コミックのおいてコスモスの大釜は「ディフェンダーズ」の初期にストレンジが所有していたアーティファクト。大釜はストレンジに異なる現実と時間を見せることができ、宇宙について素早く情報が欲しい時に使用していた。

スパイダーセンス

スパイダーマンの能力としても有名なスパイダーセンスが初めて映画で示されたシーン。後にスパイダーセンスはメイおばさんによって「ピータームズムズ」と呼ばれるようになる。危険などを察知することができるが、具体的に何がどうなるのか予測できるものではない。

スタン・リー

我らがスタン・リーはピーターのクラスを送るバスの運転手として登場。生徒たちが宇宙船で騒ぐ中、宇宙船を何度も見たことがあるようなセリフとなっている。

イカルド

エボニー・マウがトニー達と対峙した時、トニーは彼のことをイカルド(イカ野郎)と呼んだ。イカルドはスポンジボブのキャラクターで、ボブの隣人でボブが親友だと思っている人物。名前の通りイカルドはイカで、灰色の頭を持っておりエボニーに良く似ている。

アイアン・スパイダー

「スパイダーマン:ホームカミング」で初登場したアイアン・スパイダーアーマーが遂にピーターに装着される。トニーがこのアーマーのロックを解除する時の番号が「17A」であり、1991年の「スパイダーマン」#17はサノスとスパイダーマンが1対1で対峙した号。

グルートのゲーム

グルートはゲーム以外に全く興味がない反抗期なティーンエイジャーとして描かれている。彼がやっているゲームは1980年代に発売された評価の高い「ディフェンダー」。ゲームのストーリーは孤立した人々をエイリアンから守るというもので、映画ともリンクした内容となっている。

ケヴィン・ベーコン

古い映画の話しとして「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」で登場したケヴィン・ベーコンの「フットルース」がある。映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の終盤でスターロードがロナンの気を散らすために行われたダンスバトルに関係しているが、それがマンティスに話されたようで、ケヴィン・ベーコンがアベンジャーズのメンバーかと質問した。「フットルース」はロックもダンスも禁止されている田舎町にやってきた高校生レンが、自由を手に入れるべく奔走し住人達との隔たりを克服していく青春物語。

何でも揚げる

仲を深めたワンダとヴィジョンが通りを歩くシーンでは、店の看板に「私たちはあなたのケバブを深く揚げる」と記載されている。スコットランド人はケバブを始め、ほとんどのものを揚げることで知られている。

ノーマッド

キャプテン・アメリカは有名な盾を持っておらず、明るいコスチュームもなく、髭を生やしてマスクの役割を果たしている。しかし、仲間達は未だに彼を「キャップ」と呼んでいる。有名なストーリーライン「シークレット・エンパイア」の結果、スティーブ・ロジャースは邪悪な組織シークレット・エンパイアの1人がアメリカ大統領であったことを知り衝撃を受ける。彼はこれに失望し、キャプテン・アメリカのアイデンティティを捨て、国なき者「ノーマッド」としてヒーロー活動を行っていた。

また別のタイミングでは、超人活動委員会がキャップは一度も公式に米軍から解雇されていないことを知らされ、そのためキャップを軍の1人として政府直下で活動するよう要求し、スティーブはこれに反発してキャップを引退した。その時に彼は映画のように口ひげを生やし、その後ザ・キャプテンとしてヒーロー活動に復帰した。

リトルボーイブルー

ルッソ監督は2つのキャプテン・アメリカの映画を担当したが、それよりも前はエミー賞を受賞したドラマ「アレステッド・ディベロプメント」等のテレビドラマを製作した。今映画にはブルーマングループの一員だったデヴィッド・クロス演じるトバイアスがコレクターのコレクションとして登場した。

リアリティ・ストーン

コミックのインフィニティ・ガントレットで特に有名なのは#4の話しで、サノスと戦ったヒーローは様々な手法で殺された。映画では忠実に再現されてはいないが、一部の独創的な倒し方を再現している。ノーウェアでガーディアンズはサノスを攻撃しようとするが、ドラックスはレンガのような状態にされ、マンティスは体をリボンのようにされた。これはコミックにおいてスターフォックスとネビュラが受けたものと同じ攻撃。

グリマス

スターロードはサノスのことをマクドナルドのキャラクター、グリマスと呼んでいる。グリマスは紫色のずんぐりとした体形のキャラクターで、マックシェイクが大好きなドナルドの仲間。最初はイーヴィル・グリマスとして生み出された。

スティーヴン・マクフィーリー

映画の脚本家スティーヴン・マクフィーリーがロス国務長官の隣でカメオ出演。彼は「キャプテン・アメリカ」シリーズや「アベンジャーズ/エンドゲーム」の脚本も務めている。

コスチュームのスケール

キャップのコスチュームは「シビル・ウォー」から使われ続けているようで、ダメージが蓄積しところどころに破れが見える。そこにはキャップの伝統的なコスチュームのスケールがあることが垣間見える。このスケールは次作にて惜しげもなく披露される。

ホワイトウルフ

ワカンダでバッキーはホワイトウルフと呼ばれているが、これは映画「ブラックパンサー」から引き続きとなる。コミックでのホワイトウルフはワカンダの近郊で墜落した飛行機に乗っていた幼い白人で、ティ・チャカは彼を引き取り育てた。彼は後にワカンダの秘密警察のトップ、ホワイトウルフとなった。

またバッキーはヴィブラニウム製の新たな義手を得ることとなり、それは後にロケットが欲しがる装備となった。

エイトリ

ニダベリアに住むドワーフの職人であるエイトリは、コミックでも登場するキャラクター。エイトリはアスガルドと友好的なドワーフの住むニダベリアの王で、職人気質のドワーフたちはウルの塊からムジョルニアを作り、オーディンのグングニルやストームブレイカー等の伝説的な武器を作り上げた。

古い映画

エボニー・マウを破るスパイダーマンの作戦として、古い映画の「エイリアン」が登場する。作戦はリプリーが行った方法で、エイリアンを船外に飛ばすやり方でエボニーを破った。

円卓のアベンジャーズ

映画「スパイダーマン:ホームカミング」でトニーはスパイダーマンを勧誘するが、彼は地に足をつけると拒んだ。映画において惑星タイタンに向かう途中、トニーはスパイダーマンをアベンジャーズのメンバーとして迎える際に騎士のようなジェスチャーをする。これは一般的なジョークだが、コミックにおいてアイアンマンは過去にアーサー王と交流を持っている。「アイアンマン」#150でアイアンマンとドゥームは過去に飛ばされ、アーサー王と円卓の騎士に遭遇した。彼らは協力してモーガン・ル・フェイを撃退した。

ネビュラへの拷問

サノスはガモーラからソウル・ストーンの在りかを聞き出すためにネビュラを拷問するが、コミックでもサノスはネビュラを拷問している。拷問方法は映画とは異なり、ネビュラを停止させて燃やし、ほとんどゾンビのような状態にさせて死なすことも許さなかった。

ロケットがソーに目をあげる

ロケットは映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の時からラヴェジャーの1人の義眼に執着していたが、続編でついにその目を手に入れた。ソーに与えた目と完全には一致しないだろうが、ロケットが無駄に集めていたコレクションが意味を成した。

ガントレット

オーディンの宝物庫にあるインフィニティ・ガントレットは既に偽物であると明言され、映画「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」のクレジットでサノスが装着したガントレットがファッショナブルな「練習用」であるとライターが確認した。そのため、サノスは本物のガントレットを必要とし、エイトリのもとを訪れた。

ストームブレイカー

ソーが持つこととなる最強の武器の名はストームブレイカーで、コミックにおいても登場する武器。ストームブレイカーはムジョルニアを使う資格があることを証明したベータ・レイ・ビルのために、エイトリによって作られたムジョルニアと同等の力を持つハンマー。

ヴォーミア

MCUで最も謎だったソウル・ストーンの在りかは惑星ヴォーミアで、コミックにおけるヴォーミアも不明瞭な点が多い。ヴォームスと呼ばれる龍のような存在が住む惑星で、その内の1体のスターストーカーがマンティスのオリジンに関わっている。

アラースの子

映画でサノスの父アラースは登場しないが、コミックではサノスと対峙する父親でメンターとして知られるエターナルズ。地球でエターナルズが住む首都タイタノスで生まれ育ったが、父の死後に誰がエターナルズを支配するか兄弟で決定し、彼は混乱を避けるために宇宙へ追放された。土星の月にたどり着いてそこをタイタンと呼び、自身をメンターと名乗って文明を築いていった。そして彼の息子エロスの後にサノスが生れ、サノスは死を崇拝したことで父とも対立。サノスを倒すために父クロノスとドラックスを生み出した。最近は病によって死が近かったサノスが助けを求めてやってくるが、様々な人体改造を行ったサノスは生物学的にもかなり複雑で、治療は不可能とサノスの死を喜び、彼に殺すよう促し殺害された。

レッドスカルの帰還

第二次世界大戦時にキャップと戦いテッセラクトに飛ばされてから数十年、彼の再登場をファンは待ち焦がれていたがついに実現した。彼はテッセラクトによってヴォーミアに飛ばされ、そこで人間を越えた存在となった。レッドスカルを演じるのはロス・マーカンドで、ヒューゴ・ウィーヴィングを完全にコピーした。

死にゆく星の中心で鍛造

ストームブレイカーを作成するために星の莫大なエネルギーが必要となるが、これはムジョルニアが作られたストーリーの昔のバージョンからの参照で、太陽光線を用いて作られた。最近のバージョンでは「死にゆく星の中心で鍛造された」と言われており、鍛造は激しいもので星は死滅し地球に隕石がもたらされ恐竜が絶滅したとも言われている。ストームブレイカーはこれらの設定を交えて生み出された。

サノスの顔にウェブ

惑星タイタンにおいてアイアンマン等ヒーロー達が対峙し、その戦いの中でスパイダーマンはサノスの顔面にウェブをお見舞いする。これはコミックの「インフィニティ・ガントレット」#4でスパイダーマンが実際に行った攻撃が再現されている。しかし、スパイダーマンはサノスが生み出した恋人テラクシアに撲殺された。

サイトラックのクリムゾンバンド

サノスとの戦いの中、ドクター・ストレンジは新たな呪文をいくつか披露した。ドクター・ストレンジがサノスの腕を縛った呪文はサイトラックのクリムゾンバンドで、使用されたら破ることができないバンドとして機能する。サイトラックはX-MEN好きには有名な存在で、ジャガーノートはサイトラックの魔石から力を得ている。

サノスのアウトライダーズ

サノスの配下には軍隊としてアウトライダーズを所有しているが、コミックでもサノスはアウトライダーズを所有している。彼らはサノスに忠実な僕として知られ、サノスの意志の為に死すらも行う。イベント「インフィニティ」の冒頭では地球に潜入して、サノスが求めるものとアベンジャーズが不在となることをサノスに知らせた。

イコンのイメージズ

ドクター・ストレンジが多数の分身を作り出してサノスを縛ろうとした呪文はイコンのイメージズで、コミックでも使われるもの。悪魔イコン由来の呪文で、自身の分身を複製するほか、様々な幻覚などを作成することもできる。

エンドゲーム

長らく「アベンジャーズ」の4作目のタイトルが明かされず、それは劇中で明言されたワードだと言われていた。「エンドゲーム」はストレンジが発した言葉で、映画の最初のトレーラーで明らかにされた。

白いヴィジョン

ヴィジョンが自身を犠牲にしてマインド・ストーンを破壊するが、サノスはタイム・ストーンによってヴィジョンを戻して彼の頭部からストーンを取り出し殺した。ヴィジョンは色とりどりの姿から白黒の色合いになってしまった。これは1980年代後半から1990年代にかけてヴィジョンに起こった変化であり、全身真っ白の状態になっていた。

スナップ

インフィニティ・ガントレットの機能を引き出すきっかけとしてスナップ(指パッチン)が行われた。これはコミックで行われた有名な動作で、インフィニティ・ガントレットを完成させたサノスは、生命の半分を消すのにスナップをするだけでいいほど全能となったことを示す。

ソウルワールド

スナップを実行したサノスはしばしオレンジ色の精神世界のような場所を訪れる。これはコミックにおけるソウルワールドで、ソウル・ストーンの中にある世界として知られている。基本的には天国のような場所であり、魂を永遠にストーンに吸収させておくことを目的としている。

サノスの平穏

サノスは最終的に生命の半分を宇宙から取り除いてバランスを取ることに成功し、彼は全てを終えたときに満足げな表情を浮かべた。コミックの「インフィニティ・ガントレット」では、最後にサノスは本当は究極な力を欲しておらず、農夫としての生活に落ち着くのを見た。もちろん、彼はそこに居続けるわけではないが、サノスが最後に引退するのは興味深いこと。更に一瞬映る彼の鎧が付けられたかかしは、同様にコミックに登場した物を参照している。

キャプテン・マーベル

クレジットシーンにおいて、ニック・フューリーは奇妙なポケベルで誰かに連絡を取ろうとした。そのロゴ、色合いからわかる通りキャプテン・マーベルがやってくる。この後、彼女のソロ映画でその起源について迫り、「エンドゲーム」へと繋がっていく。

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