CBRより

ComicsPROの年次会議で、トッド・マクファーレンは「スポーン」中心とした「複数のキャラクターが相互に結びついたコミックブックの世界」の計画を発表した。マクファーレーンは2021年中に4つの新しいコミックブックタイトルを発売する予定で、そのうちの3つのタイトルはオンゴーイングシリーズになる予定。6月には「スポーンズ・ユニバース」が発売され、8月に「キング・スポーン」、10月に「ガンスリンガー・スポーン」とチームものの「ザ・スコーチト」が発売される。

またマクファーレンは、このユニバースを拡大するためにオールスタークリエイターの名簿を募集することを計画している。クリエイターリストの中には、グレッグ・カプロ、ドニー・ケイツ、ジム・チャン、マルシオ・タカラ、デビッド・フィンチ等が参加している。また、イメージ・コミックスの創始者であるマーク・シルヴェストリも、新しいスポーン・ユニバースの開発に参加することになっている。

マクファーレンは「素朴な疑問はこうだ。DCコミックスは1930年代後半に共有ユニバースを開始した。マーベル・コミックスは1960年代前半に開始した・・・では、2021年から3回目の電撃は可能なのか?私は個人的に今その質問への答えを持っていないが、その質問への答えを得るための唯一の方法は、最初の場所で試みを行うことだ。これは、何百人ものキャラクターを作るために、何十人ものクリエイターの力を必要とする長期的な計画だ。そして、彼らのアイデアがコミック業界の外で大きな成果を上げた場合には、それらのクリエイターに報酬を与えることになる。私たちのアイデアがコミック業界だけで生きているのではなく、コミック業界の外でもメリットや価値があるということを追求している。私のキャラクターであるスポーンは、クリエイションによって何が起こるかの例となっている・・・では、何百ものクリエイションが一緒になった場合、どのような可能性があるか?マーベルとDCコミックスは、キャラクターの集合体である集団が、共有されたユニバースの中で一緒になることで、世界的に共鳴することができることを私たちに示してくれている。デヴィッドが世界のゴライアスたちと同じ闘技場に参加しようとする時が来たのだと思う。」と述べている。

マクファーレンは1992年に「スポーン」を創作し、最近では2019年に「スポーン」#300が発売され、「スポーン」#301が最も長く連載された独立系コミックの世界記録を更新したことで節目を迎えた。スポーンは他のメディアにも登場しており、1997年には実写映画化され、「モータル・コンバット11」のゲストキャラクターとしても登場している。

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