CBRより

映画「ブラックパンサー2」の監督であるライアン・クーグラーは、物議を醸している新投票法SB202に対抗してジョージア州をボイコットするのではなく、ジョージア州でマーベル・スタジオの映画を撮影する予定である理由を説明した。

クーグラー監督はDeadlineとのインタビューにおいて、「選挙権を完全に獲得するための戦いは、この国のアフリカ系アメリカ人の闘争と、この国が民主主義を機能させるための主張の基本だ。アフリカ系アメリカ人として、また一市民として、私は選挙人を縮小し、投票へのアクセスを減らそうとする、明示的なものであれ、そうでないものであれ、すべての試みに反対する。私にとって特別な場所であるジョージア州に戻ってきて、このように述べている。私は前作の撮影で8ヵ月間アトランタに住んでいた。この地に戻ることをずっと楽しみにしていた。しかし、同州でSB202が可決されたこと、そして同州の有権者にとっての影響を知らされたとき、私は深く失望した。」と述べている。

クーグラーは続けて、「懸念を行動に移したいと思ったが、まずジョージア州の状況を知らなければ、行動に移すことはできなかった。ジョージア州の選挙権活動家と話をした結果、私の映画で雇用されている多くの人々や、私たちが関わっている地元のベンダーやビジネスが、SB202の影響を受ける人々と同じであることがわかった。このような理由から、私はジョージア州のボイコットをするつもりはない。私がすることは、自分の声を使ってSB202の影響と、その恥ずべきルーツがジム・クロウであることを強調し、この州で有権者弾圧と戦う組織を支援するためにできることをする。」と述べている。

98ページに及ぶオムニバス法案であるSB202は、2020年3月25日にジョージア州のブライアン・ケンプ知事によって署名された。この法案は、有権者証明書の認証要件の厳格化や、65歳以上、障害者、軍人、海外在住の市民が不在者投票を申請できる期間の短縮など、同州の投票プロセスに多くの大きな変更を加えている。また、SB202は移動式投票所を廃止し、ジョージア州の大きな郡での期日前投票に制限を設け、投票の列に並んでいる人に食べ物や水を配ることを禁止している。

ジョージア州の共和党議員は、2020年の大統領選挙で州が青(民主党支持傾向)に変わった後、投票プロセスの信頼性を高めるためにSB202が必要だと主張している。しかし、この法案に反対する人々は、ジョージア州での投票方法や投票時間に制限を設ける一方で、黒人やその他のPOCの有権者をターゲットにした差別的な法案であると考えている。ジョー・バイデン米大統領も同様に、SB202を「21世紀のジム・クロウ」と呼んで糾弾している。

最後にクーグラーは、The John Lewis Voting Rights Advancement Act(ジョン・ルイス投票権促進法)を提唱し、「今まで以上に必要とされている事前審査を復活させることができる」と述べた。さらに、「私はこの有害な法案を覆すための方法について意識を高め、現場の人々からこの問題について学び続けることを約束した。私と一緒に働く皆さんには、上院法案202の影響を直接受けている地域のコミュニティに働きかけ、その影響力と資源を活用して、この特殊で不可欠な民主主義の柱を守るための戦いを支援することをお勧めする。」と述べている。また、彼はFair Fight Actionに寄付をすると言及している。同じく寄付をしたい方はこちら

映画「ブラックパンサー2」は2022年7月8日より米公開予定。

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