シネマトゥデイより

ジェームズ・ガン監督による映画「ザ・スーサイド・スクワッド」の邦題は「ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結」に決定しているが、その決定経緯について宣伝プロデューサーを務めるワーナー・ブラザース ジャパン合同会社マーケティング本部の金子涼が明らかにした。

シネマトゥデイとのインタビューで金子は「作品によってチーム編成があるので、毎回タスクフォースが生まれるような感じです。弊社はいい意味で上下関係があまりないので、新人の意見が採用されることもあります」と述べており、一作品あたり約20~30人が携わり、数回の会議を経て邦題の候補が決まるという。

日本での会議で決まった邦題候補は、各種社内チェックを経て、監督を含む製作陣の確認であるフィルムメーカーチェックが行われるという。国内の会議で1か月、海外のチェックで1か月はかかり、「チェック出しの際は、邦題を一度英語に訳さなければならないのと、邦題が他で商標登録されていないかなどのリーガルチェックを行う必要があります。それらの工程と同時に、フィルムメーカーチェックが入る感じです」と説明している。邦題を決定する際にも映画のストーリーをヒアリングして、内容から外れないように注意を払っているという。

ガン監督による2021年の新作は「2016年版『スーサイド・スクワッド』の続編ではない」との位置づけが当初より明確に示されており、「『スーサイド・スクワッド2』とするのは原題とも異なることになってしまいます。原題は『The Suicide Squad』ですが、頭に定冠詞『The』がつくかどうかだけの違いというのは、ニュアンス的に日本では非常に伝わりづらいと思いました。こうしたことを含め、2016年版との混同を避けるため、日本語サブタイトルを付けて邦題とすることになりました」と明かした。候補には『ザ・スーサイド・スクワッド 頂上決戦』『ザ・スーサイド・スクワッド サバイバル・ゲーム』等も上がっていたという。

ようこそ、地獄へ――世界を救えるのは、全員ヤバすぎる“悪党”だけ!
世界中の誰もが知る「バットマン」や「ジョーカー」といったキャラクターを生み出したDCコミックス。そんな作品を創り出す彼らが「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズのジェームズ・ガン監督を迎えて贈る最新作『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』。何をしでかすかわからない、クセの強すぎる全員ヤバい寄せ集団=“極”悪党の“スーサイド・スクワッド”に世界は託された!?彼らの首の後ろには爆弾が埋め込まれ、もし裏切ったり、何かをしでかせば容赦なく吹っ飛ばされてしまうという状況下、超デンジャラスなデス・ミッションに挑む!すべてノリで行動する“極”悪党の彼らにしか解決することができないミッションとは?彼らを待ち受ける運命とは!?

映画「ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結」は2021年8月13日より日本公開予定。監督:ジェームズ・ガン、出演:デヴィッド・ダストマルチャン、ジョン・シナ、ジェイ・コートニー、ホアキン・コシオ、ネイサン・フィリオン、ヨエル・キナマン、メイリン・ウン、フルーラ・ボーグ、ショーン・ガン、ファン・ディエゴ・ボト、ストーム・レイド、ピート・ダビッドソン、タイカ・ワイティティ、アリシー・ブラガ、スティーヴ・エジー、ティナシー・カジャージ、ダニエラ・メルヒオール、ピーター・カパルディ、ジュリオ・ルイス、ジェニファー・ホランド、ヴィオラ・デイヴィス、イドリス・エルバ、マーゴット・ロビー、マイケル・ルーカー、シルベスター・スタローン、配給:ワーナー・ブラザーズ映画

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