CBRより

2016年に公開されたマーベル・スタジオの映画「ドクター・ストレンジ」は、世界中の観客の間でヒットした。しかし、この映画の制作と公開は、ティルダ・スウィントンがエンシェント・ワン役に起用されたことを中心とした論争が起きた。この決定を、マーベル・スタジオの社長であるケヴィン・ファイギは後悔している。

ファイギはMen’s Healthとのインタビューで、「私たちはアジア人のステレオタイプを避けるために、とてもスマートで最先端のことをしていると思っていた。私たちは魔法使いとして年老いた賢いアジア人という決まり文句を使うつもりはなかった。しかし、これは『ちょっと待って、他に方法はないのか?決まり文句にとらわれず、アジア人俳優を起用する他の方法はないのか?』という目覚めのきっかけになった。そしてその答えは、もちろん『イエス』だ。」と述べている。

以前にもスコット・デリクソン監督は2016年に公開された映画について、コミックで描かれている通りにこのキャラクターを書くことは問題があると感じたと述べている。彼は「悪いステレオタイプを助長することになるのではないかと本当に感じた。」と説明している。さらに、アジア人女性のアイデアも検討されたが、同様に問題のある「ドラゴン・レディ」というステレオタイプに導かれただけだったと述べている。

映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」は2022年3月25日より米公開予定。監督:サム・ライミ、出演:ベネディクト・カンバーバッチ、ベネディクト・ウォン、レイチェル・マクアダムス、キウェテル・イジョフォー、エリザベス・オルセン、ショヒトル・ゴメス

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