CBRより

ソニー・ピクチャーズ・モーション・ピクチャー・グループのサンフォード・パニッチ社長は、「スパイダーマン」をソニーのフランチャイズであるマーベルスピンオフ映画につなげる「計画」が実際にあることを認めた。

パニッチはVarietyとのインタビューで、「私たちは、900のキャラクターをスパイディバースとは考えていない。私たちにはマーベル・ユニバースがあり、私たちが持っているキャラクターの量は、次の『ヴェノム』を見るまで待っていてください。スパイダーマンを見逃すことはない・・・。 もし彼らが出会ったら、エキサイティングなことになるでしょうね。」と述べている。

パニッチはこのような知的財産の結びつきがもたらす緊張感や、ファンの間に混乱や不満をもたらしていることを十分に理解しているという。しかし、この緊張感は必ず解消されると確信しており、クレイヴンの映画がそのパズルの重要なピースになると考えている。パニッチは「実際に計画はある。そして、『ノー・ウェイ・ホーム』が公開されれば、さらに多くのことが明らかになると思う。」と語った。

またパニッチはマーベル・スタジオ社長ケヴィン・ファイギとの関係について述べ、「ケヴィン・ファイギとは非常に素晴らしい関係を築いている。そこには素晴らしいサンドボックスがあり、遊ぶことができる。 私たちはMCUの映画を絶対的に巨大なものにしたいと思っている。なぜなら、それは私たちとマーベルのキャラクターにとって素晴らしいことで、彼らにとっても同じことだと思う。 私たちは素晴らしい関係を築いている。 これからもたくさんのチャンスがあると思う。」と語った。

2016年の「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」以降、ディズニー傘下のマーベル・スタジオはピーター・パーカー/スパイダーマン(トム・ホランド役)をマーベル・シネマティック・ユニバースで起用しているが、これはソニー(キャラクターの映画化権の現在の所有者)との前例のない契約の一環であり、マーベル・スタジオとソニー・ピクチャーズがスパイディのMCUソロ作品「スパイダーマン:ホームカミング」、「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」、そして次回作「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」を共同製作している。

その間、ソニーはスパイダーマンのヴィランキャラクターを中心とした実写版マーベル・スピンオフ映画の独自のフランチャイズを始める計画を行った。このフランチャイズは2018年に「ヴェノム」で始まり、「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」、「モービウス」、そして最近アーロン・テイラー=ジョンソンを主役に起用したことが確認された「クレイヴン・ザ・ハンター」を主役にした映画を製作する予定。

映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」は2021年9月24日より米公開。監督:アンディ・サーキス、出演:トム・ハーディ、ウディ・ハレルソン、ミシェル・ウィリアムズ、ナオミ・ハリス、リード・スコット、スティーヴン・グラハム等。

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