ドラマ「ワンダヴィジョン」や「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」などと同様に、「ロキ」もまた新型コロナウイルスのパンデミックによって大きな影響を受けたマーベル・スタジオ作品である。シリーズは全米を襲った様々なロックダウンの前に主要な撮影を開始していたが、間もなく「ロキ」もシャットダウンを余儀なくされた。「ロキ」に出演するソフィア・ディ・マルティノがパンデミックの影響について振り返り、既に撮影していた内容をゆっくり確認し微調整を加えることができたという。
Varietyとのインタビューでマルティノは「勘違いしてほしくないのだが、撮影期間は3〜4週間といったところだった。全然足りなかった。撮影を中止する前に、物事の流れに乗って、楽しみ始めるには十分だった。すでに撮影したものを熟成させるには、とてもいい時間だった。ケイトや脚本家たちは、これまでに撮影したカットを見て、より多くのストーリーを練り上げていったと思う。個人的には、もう少し考える時間を持てたことが良かった。撮影が始まると、すべてがあっという間に終わってしまった。スタント・ダブルのサラとのトレーニングは続けた。週に1度か2度、ズームで会っていたが、これもキャラクターの体に慣れるためにはとても役に立った。子供を産んだ後は、体を鍛える時間が増えた。」と語っている。
かつてアベンジャーズに敵対したヴィラン・ロキが、“世界の時間”を救う！？
アベンジャーズたちから逃げ出した＜裏切り王子＞ロキは、“世界の時間”を監視する謎の組織に囚われる。
自由の身になるには、タイムトラベルで実際に起きた重大な事件の“歴史”を変え、“世界の時間”を修復しなければならない。
しかし、そのミッションで、人類の歴史に隠された重大な“謎”が明かされることになる…。
変えたい過去は、あるか。全人類を欺く謎解きタイムトラベルスリラー開幕！
ドラマ「ロキ」が2021年6月9日よりディズニープラスにて配信中。
