CBRより

マーベルはラテン系ヒーローを称えるワンショットアンソロジー「マーベルズ・ボイス:コミュニダデス」 #1を発表した。本号ではマイルズ・モラレス、アメリカ・チャベス、サンスポット、ロビー・レイエス、ホワイト・タイガー、ニーナ・ザ・コンジュラーなどのヒーローを中心に、さまざまなクリエイターがストーリーを展開する。

公式の概要によると「好評を博している『レプティル』シリーズに、ライターのテリー・ブラスが新たなヒーローを登場させ、アクション満載のアドベンチャーを展開する。ホセ・オールダーは、マーベル初のラテン系スーパーヒーロー、ホワイト・タイガーことヘクター・アヤラの遺産を、実際の歴史に根ざした刺激的なストーリーで再考しています。現在のホワイト・タイガーであるエイヴァ・アヤラは、作者のアンパロ・オルティスによって、若いヒーローが自分の力の暗黒性に直面することになる。また、ライターのファン・ポンセは、1950年代にブラジルで活躍した魔術師ニーナ・ザ・コンジュラーが、アンハンガと呼ばれる荒ぶる自然の精霊と戦う姿を描いている。さらに、著名なコミック学者であるフレデリック・ルイス・アルダマが、コミック業界におけるラテン系ヒーローやクリエイターの歴史について紹介している。」という。

カーラ・パンチェロは「『マーベル・ボイス』は、様々なバックグラウンドを持つクリエイターが、自分たちの伝統やアイデンティティをマーベルのストーリーに反映させることができる、コミック界の素晴らしい力となっている。ロビー・レイエスを通して、私自身の子供時代の非常に個人的なストーリーを本に反映させることができて光栄だ。」と述べている。

ローレン・アマロは「『マーベル・ボイス』は、窓の外の世界を反映させるというマーベルの基本理念を徹底しているユニークなプロジェクトだ。だから、『マーベルズ・ボイス:コミュニダデス』を企画して、ラテン系コミュニティを祝福する機会を得たとき、これ以上ないほど興奮した。そして、その興奮は、ストーリーピッチが続々と入ってくることで、さらに高まっていく。信じて、この才能あるクリエイターたちの料理を見逃すわけにはいかないよ。」と述べている。

「マーベルズ・ボイス:コミュニダデス」 #1は10月20日より発売予定。

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