CBRより

マーベルは新たな読者のために「ブラックパンサー」の起源を描くミニシリーズ「マーベル・レジェンズ:ブラックパンサー」を発表した。全4号のシリーズはライターのトチ・オニェブチとニューヨーク・タイムズ紙のベストセラー・イラストレーターであるセトル・フィジグベイによって描かれる。

公式の概要によると「『マーベル・レジェンズ:ブラックパンサー』は、冒険心に満ちた生い立ちから、10代の頃の旅立ち、そしてファンタスティック・フォーを初めてワカンダに招待した時まで、ティ・チャラを彼たらしめている瞬間を探る。各章が展開するにつれ、ティ・チャラのキャラクターの新たな部分が明らかになり、ブラックパンサーの姿が浮かび上がってくる。このシリーズは、アクション、アートスタイル、そして普遍的なストーリーテリングへのユニークなアプローチにより、若い観客や新しいファンをマーベル・ユニバースに引き込むことができる。」という。

オニェブチは、「私たちは、非常に若くて多感な時期のティ・チャラに出会う。彼は、ワカンダにおける自分の居場所、そして世界におけるワカンダの居場所をまだ理解していない。それが彼の義務感とどのように相互作用するのかが、このシリーズにおける彼の旅の大きな流れとなる。このシリーズでは、ブラックパンサーの家庭生活をより深く掘り下げていきたいと思っている。幼い頃から、ティ・チャラは家族が攻撃されていることに対処することを余儀なくされ、あらゆる人物が彼の人生や世界観に大きな影響を与えている。彼の家族の生活は、彼が将来誰かになるために成長する方法をどのように伝えているのか?」と述べている。

マーベル・コミックのシニア・エディターであるローレン・ビソムは「ティ・チャラは、マーベルの初期のキャラクターの1人であり、象徴的な存在だ。しかし、このように豊富なストーリーカタログがあるにもかかわらず、若い読者向けに彼の初期の正統的な冒険を描いたコミックはそれほど多くない。マーベル・レジェンズは、彼の代表的なストーリーを再演する機会を与えてくれた。各章が展開するにつれ、ティ・チャラのキャラクターの新たな部分が明らかになり、ブラックパンサーが姿を現すだろう。」と述べている。

「マーベル・レジェンズ:ブラックパンサー」#1は10月より発売予定。

コメントを残す