CBRより

著名なライターであるジョナサン・ヒックマンは、来る「インフェルノ」イベントの終了後、マーベルの「X-MEN」ラインから退くことになった。

ヒックマンは「X-MEN」シリーズのショーランナーとしての活動を終了するが、マーベルでの活動が終了するわけではない。Entertainment Weeklyによると、ヒックマンはすでに「次の大きなマーベルの出来事」に取り組んでいるという。

当初のX-MENの計画についてヒックマンは、「ああ、計画はまったく変わってしまった。私がやりたいX-MENのストーリーを提案したとき、私は非常に大きく、非常に幅広い、3つのアクション、3つのイベントの物語を提案した。マーベルには前もって、第1部がいつまで続くのか正直わからないと伝えていた。というのも、私が蒔いた種の中には、他のクリエイターが遊びたいと思うような面白いアイデアがたくさんあったため、これはかなりオープンエンドにした。また、オフィスに来たすべてのライターに、最初の3幕の計画を明確に伝えていたので、ラインがピボットする時に誰も驚かなかった。」と述べている。

ヒックマンは続けて、「しかし、私は自分がダイナマイトを使って料理していることも知っていた。『ハウス・オブ・X』で書いたことやそこに含まれているアイデアが、実際には3幕構成のストーリーの第1幕ではなく、より深く響くものであり、『ジャイアントサイズ・X-MEN』のように、長期間にわたってX-MENシリーズ全体のパラダイムシフトを表すものになる可能性もあった。パンデミックの際、第2幕のイベントを書くための準備を始めようとしたとき、私は皆にその準備ができているかどうかを尋ねたが、なんと皆、第1幕のままでいたいと思っていた。『ハウス・オブ・X』が終わって欲しくないほど彼らの心に響いていることはありがたいのだが、現実には早くも戦線離脱することがわかっていたので、とても面白かった。」と述べている。

ヒックマンは、2019年の「ハウス・オブ・X」と「パワーズ・オブ・X」で、それぞれアーティストのペペ・ララズとR.B.シルバを起用してX-MENデビューを果たした。この6号シリーズは連動して、X-MENの次の時代のストーリーを設定し、マーベル・ユニバースのミュータントの大半を、ミュータントが主権国家に変えたクラコアに移転させた。そのほかにも、人類を助けるための3つの新薬が作られたり、死んだミュータントを復活させるプロセスが追加されたりしている。

「インフェルノ」#1は9月29日より発売。

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