Newsaramaより

マーベル・コミックは「オールドマン・ローガン」が住む終末後の世界であるウェストランドに戻り、ウェストランド周辺のキャラクターに焦点を当てた5つのワンショットシリーズを発表した。

12月に週刊で連載される5つのワンショットは、ウルヴァリン、ホークアイ、ドクター・ドゥーム、ピーター・クイル、そして正体が謎に包まれている新しいブラック・ウィドウに焦点を当てている。また、オールドマン・ローガンの時代を舞台にしたオーディオドラマを放送しているポッドキャスト「ウェストランダーズ」をテーマにしたヴァリアントカバーが全5作品に採用されている。

12月1日の「ウェストランダーズ:ウルヴァリン」はライターのスティーブン・S・デナイトとアーティストのイブラヒム・ムスタファによって描かれ、オールドマン・ローガン後の新しい物語を描く。ローガンは赤ちゃんハルクの保護者として、アダマンチウムアーマーを身にまとったダウンフォールという新たなヴィランと戦うことになる。

デナイトは「『ウェストランダーズ:ウルヴァリン』と『ウェストランダーズ:ブラック・ウィドウ』のワンショットで、読者をオールドマン・ローガンの世界に連れ戻すことができるのは、とても稀で血のような喜び。古い友人、新しい敵、そしてかなりの驚きが待っている。この作品を見逃すわけにはいかない!」と述べている。

続く12月8日の「ウェストランダーズ:ホークアイ」はライターのイーサン・サックスとアーティストのイブライム・ロバーソンによって描かれ、盲目になったアーチャーと、盲目のヒーローとして知られるデアデビルことマット・マードックとのコンビを見るという。

12月15日の「ウェストランダーズ:スターロード」はライターのリッチ・デュークとアーティストのブレント・ピープルズによって描かれ、ピーター・クイルが宇宙から戻ってきて、彼のタイムラインの地球が荒廃しているのを発見し、失った恋人の謎を探る。

デュークは「私はオリジナルの『オールドマン・ローガン』シリーズ以来、マーベルの不毛地帯の設定の大ファンであり、『ウェストランダーズ:スターロード』でそれに貢献できることを光栄に思っている。ベン・パーシーの新しいポッドキャストシリーズと、イーサン・サックスとロバート・ギルの『オールドマン・クイル』の両方に刺激されて、ピーター・クイルの特徴に深く入り込み、マーベル・ユニバースのこのグリムで、彼をスリリングな冒険に送り出したいと思った。読者は、私たちがどんな作品を作ったのか、楽しみにしていて。」と述べている。

12月22日の「ウェストランダーズ:ドクター・ドゥーム」はライターのトルン・グロンベックとアーティストのジュリアス・オータによって描かれ、マーベルの悪党たちが荒れ地を作るのを助け、現在は一部を支配しているドクター・ドゥームが、自分が作った世界での自分の役割に疑問を持ち始める。

最後に、12月29日の「ウェストランダーズ:ブラック・ウィドウ」はライターのデナイトとアーティストのウェルビーによって描かれ、新たなウェストランドバージョンのスーパースパイを描く。古典的なブラック・ウィドウは「オールドマン・ローガン」の設定開始時に殺されてしまったが、今度は新しいバージョンのブラック・ウィドウが未来の設定でデビューする。付属のアートを見る限り、彼女はナターシャ・ロマノフのブラック・ウィドウの後継者であるエレーナ・ベロワかもしれない。

「ウェイストランダーズ」は12月より発売。

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