Comicbook.comより

マーベル・スタジオの映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」も、進行中の世界的なパンデミックの影響で2020年初頭に世界が閉鎖され始めたため、一時的に撮影が中断された。そのため、制作側は映画を予定通りに公開するために、ある自由な発想をしなければならなかった。例えば、マカオは実際に存在する都市であるにもかかわらず、CGで1から作り直したという。

様々な渡航制限が発生したため、マーベル・スタジオとロデオFXのチームは、どうすべきか頭を悩ませた。通常であれば映画のセカンドユニットがマカオに行き、白紙のプレートを撮影し、それをスタジオのビジュアルエフェクトベンダーが映画用に加工する。しかし、ロデオのアラ・カニキアンと彼のチームは、時間が限られていたため、「1から作る」という方法を選択したという。幸いなことに、第2ユニットは、渡航者のシャットダウンが行われるまでに、いくつかのスカウト映像を撮影していたため、それを参考にすることができた。そして、Googleマップを駆使して、65万人の人口を抱える都市を完璧に再現した。

チームはまず、映画の中で使われている架空のビルである主要な高層ビルから作業を始めた。そこから、ロデオFXは街に肉付けしていった。摩天楼に最も近い建物は、正確なモデリングやテクスチャなど、プレミアムな処理が施された。これは、実際に映画に登場する建物だからで、ビルから離れれば離れるほど、ビルのモデルは精細ではなくなる。カニキアンはComicBook.comのインタビューに答え、「一つ一つの建物を正確に作ることは避けたかった。 なぜなら、それは仕事量の点で非常識だったから。そこで、スラム街の様子を分析して、その建て方には繰り返しのパターンがあることを突き止め、スラム街の小さな街区を作って、高さやテクスチャーなどのバリエーションを増やして複製した。」と述べている。

とはいえ、コストがかかっても、できるだけ正確なものを作りたいというのがチームの願いだったという。「どのようなショットであっても、それ自体が独立しているようにしたかった。マカオを接続して再生し、適切なカメラでレンダリングして、足場や建物、高層ビルなどの照明を合わせることに集中し、照明やCGの作業はマカオに任せて、ショットの中で必要に応じて微調整するだけ。」と付け加えた。

マーベル・スタジオの新時代の幕開けを担う、新たなヒーローが誕生。悪に染まった父から授かった最強の力を封印し、二度と戦わないと誓った男、シャン・チー。父が伝説の腕輪《テン・リングス》を操り世界を脅かす時、シャン・チーは自らの力を解放し、宿命の敵となった父に立ち向かえるのか?自らの運命に葛藤しながらも過去と向き合い、運命を受け入れ、“本当の強さ”に目覚めていくシャン・チーを描いたドラマチック・アクション・エンターテイメント。

映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」は2021年9月3日より公開予定。監督:デスティン・ダニエル・クレットン、出演:シム・リウ、トニー・レオン、オークワフィナ、ミシェル・ヨー、メンガー・チャン、ロニー・チェン、ファラ・チェン等、配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン。

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