Comicbook.comより

今週、マーベル・スタジオのアニメ「ホワット・イフ…?」がシーズン1の最終回を迎え、最終エピソードでは印象的な戦闘シーンで締めくくられている。シリーズの監督兼エグゼクティブプロデューサーのブライアン・アンドリュースは、最終バトルにインスピレーションを与えた作品について明らかにした。

アンドリュースはComicBook.comとのインタビューで、「素材が自ら語ってくれたのだと思う。私たちはただ、必要なものを与えようと最善を尽くしていた。実は嘘をついた。言っておきたい2つのことがある。製作デザイナーのポール・ラサイーヌは『プリンス・オブ・エジプト』に参加していて、神の手が働いて初子を奪う『死の天使』のシークエンスのデザインを担当した1人だ。非常に荒々しい外観で、単色であり、非常に無駄を省いたものだった。私はいつもそのような機会を探していた。そして今回、ウルトロンがストレンジに照準を合わせ、『よし、究極の死の呪文を唱えよう、さまざまな無限大のものを叩き込むんだ』と悟った。それはある意味、色を奪うことになる。ポール・ラサイーヌは私たちの担当者であり、彼がこの呪文を唱えたのだから、彼は『そうだ、私がアレでやったことを復活させるんだ』と言った。私はは『その通りだ!』と思ったよ。」と述べている。

更にアンドリュースは「そして、もうひとつは、実は『眠れる森の美女』だった。ディズニーの『眠れる森の美女』では、マレフィセントがドラゴンに変身するときがあり、フィリップ王子が顔を上げる瞬間がある。ウォルト・ディズニーはこれが大好きなんだ。また、『シンデレラ』では、悪の継母が舞踏会にいるのがシンデレラだと気づいたときに、同じことをしていた。昔、サイレント時代や30年代前半に使われていた手法だが、すべてのものが暗くなり、全員がほとんどシルエットのようになるが、部屋は明るいまま。照明の並置のようなもの。照明の変化だ。昔はそれがうまくいっていたので、私はそれをやって大きな力を示したかった。昔のトリックを持ち込んで、視覚的に使った。」と続けた。

マーベル・スタジオが贈る初のアニメーション作品。アイアンマンや、キャプテン・アメリカ等、映画シリーズで舞台から降りたヒーローたちに、あの時“起こりえたかもしれない”、想像を超えた驚くべき“もうひとつの”物語。
もしも、アベンジャーズヒーローたちに別の運命が待っていたとしたら…?

アニメ「ホワット・イフ…?」はDisney+(ディズニープラス)にて配信中。

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