マーベル・スタジオ社長ケヴィン・ファイギによると、観客は「スパイダーマン：ノー・ウェイ・ホーム」のすべての噂にあまり固執しないほうがいいかもしれないという。
「スパイダーマン：ファー・フロム・ホーム」の状況を一変させるようなフィナーレ以来、スパイダーマンのファンはシリーズ第3弾に関する情報を熱心に探している。最近のEmpireのインタビューで、ファイギはこの映画の人気のあるファンの説に対する全体的な考えを語った。
ファイギは「噂は楽しいもの。なぜなら、その多くが真実であり、多くが真実ではないから。」と述べ、彼はさらに新しいスパイダーマン映画にどのヒーローが登場するかを考えることに夢中になりすぎないよう、ファンに警告した。「危険なのは、人々が手に入れた映画に興奮し、手に入れられなかった映画に失望しないようにするための期待ゲームに入ってしまうこと。」
このような噂の中には、過去のスパイダーマンであるトビー・マグワイアやアンドリュー・ガーフィールドが参加しているというものもある。「ノー・ウェイ・ホーム」では、過去の作品からヴィランを探し出しているが、ファンは大好きなスパイダーマンたちが再び活躍するかどうかの確認を待っている。本作の最初のトレーラーでは、ホランド演じるピーター・パーカーが、「スパイダーマン3」でマグワイアが着ていたものと同じ服を着ているのが確認され、火に油を注ぐ結果となった。また、本作の撮影現場からガーフィールドの映像が流出したという説もあり、これは本物かどうかが議論された。この説は俳優自身によって否定されたが、その後、スパイダーマンの映像を研究している視覚効果アーティストによって再び否定され、ファンは以前と同じように多くの疑問を抱いている。
『スパイダーマン：ファー・フロム・ホーム』でピーター＜スパイダーマン＞はミステリオを倒したが、彼が遺した偽映像をデイリー・ビューグルが公開したことで、ミステリオ殺害の嫌疑をかけられる。ピーターがスパイダーマンの正体であることも暴かれてしまい、彼の生活は一変してしまう──
映画「スパイダーマン：ノー・ウェイ・ホーム」は2021年12月17日に米公開予定。
