マーベル・エンターテインメントとサイモン＆シュスターは、現代のコミック・クリエイターのための全く新しいガイド本「ハウ・トゥー・クリエイト・コミックス・ザ・マーベル・ウェイ」の発売を発表した。
この教則本はマーベル・コミックスと業界の伝説的存在であるマーク・ウェイド によって書かれ、マーベルの伝説的存在であるウンベルト・ラモスがカバーを担当する。鉛筆のラフ、インキング、カラーリングなどの制作プロセスの各段階で、マーベルの象徴的なキャラクターが登場。また、デジタル／デスクトップ技術の進歩により、コミックブックのイラストレーションがどのように変革されてきたかについても説明している。
公式の概要によると、「ライター、編集者、出版社、ジャーナリスト、小売業者として30年以上にわたりコミック業界で活躍してきたマーク・ウェイドほど、マーベルのストーリーテリングの魔法を解明するのにふさわしい人物はいない。本書では、何十人ものアーティストと仕事をし、最も愛されているマーベルストーリーを作り上げた自身の経験をもとに、コラボレーションプロセスのすべての段階を読者に紹介している。本書では、コミック制作の技術的な詳細を説明するだけでなく、60年以上にわたってマーベルがコミック読者に愛される出版社となった理由である、独自のアプローチを強調している。その結果、意欲的なコミックス制作者はもちろん、新しいマーベル読者にも楽しんでいただけるグラフィックフィクションのマスタークラスが完成した。」という。
ウェイドは「このような本をまとめることは、私にとって一生に一度の機会であり、スリリングなこと。私の目標は、私が最初に仕事を始めたときにあったらよかったと思うようなハウトゥーを書くことだった。ライティング、アート、カラーリング、レタリング、あるいはそのすべてなど、どの分野に興味があっても、『ハウ・トゥー・クリエイト・コミックス・ザ・マーベル・ウェイ』を読めば、お気に入りのヒーローやヴィランにページ上で命を吹き込むために必要なツールとガイダンスを手に入れることができる。」と述べている。
「ハウ・トゥー・クリエイト・コミックス・ザ・マーベル・ウェイ」は2022年7月5日より発売予定。
