CBRより

ダークホース・コミックスが2022年から再び「スター・ウォーズ」のコミックスを発売することを発表した。

StarWars.comによると、来春、ルーカスフィルムとディズニー・ワールドワイド・パブリッシングとの新たな契約により、ダークホースがハイリパブリックから続編三部作時代までの全年齢向けの新しいストーリーが出版されることになった。2020年の「The Art of Star Wars Rebels」を除けば、2014年にライセンスがマーベルに移って以来、ダークホースが「スター・ウォーズ」に再び進出するのはこれが初めてとなる。なお、マーベルはCBRに対し、この契約が自社のスター・ウォーズ作品に影響を与えないことを確認している。

ダークホース・コミックスの創設者兼CEOのマイク・リチャードソンは、「このアイデアは、継続的なシリーズとアンソロジーを含むスター・ウォーズのプログラムを構築すること。その中には、ワンショットやスペシャルも含まれる。最初は、ハイリパブリックを題材にしたストーリーに焦点を当てていく。スター・ウォーズは私たちの心の中にあり、私はオリジナルの映画が公開されたときに19回も見て以来のファンだ。ダークホースが再びこの素晴らしい銀河から新たな物語を世に送り出すことに感激している。スター・ウォーズの世界は年々拡大しており、素晴らしいストーリーを生み出す新たな機会がたくさんある。始めることにどれだけ興奮しているか、言葉にできない!」と述べている。

「スター・ウォーズ」の最初のコミックスは、「新たなる希望」でフランチャイズが始まったのと同じ1977年にマーベルから出版された。1991年にダークホースがライセンスを取得し、「ダーク・エンパイア」、「ジェダイ物語」、「旧共和国の騎士」などのファンに人気のある作品を出版し、エクスパンデッド・ユニバースの形成に貢献した。

2012年、ルーカスフィルムはウォルト・ディズニー・カンパニーに買収され、2015年にはスター・ウォーズのコミックライセンスは同じディズニーの子会社であるマーベルに返還された。エキスパンド・ユニバースも破棄され、「レジェンズ」として生まれ変わった。その2年後、IDWは、主に若い読者をターゲットにした独自のスター・ウォーズ本をリリースし始めた。

ルーカスフィルム・パブリッシングのクリエイティブ・ディレクターであるマイケル・シグレインは、「ルーカスフィルム・パブリッシングのスタッフ一同は、マイク・リチャードソンをはじめとするダークホースの皆さんと一緒に、はるか彼方の銀河を舞台にしたコミックやオリジナル・グラフィック・ノベルを制作できることに興奮している。全年齢対象のコミックには無限のストーリーテリングの可能性があり、ダークホースとのコラボレーション、そして業界最高のライターやアーティストとのコラボレーションにより、世界中の読者やファンにそのストーリーをお届けできることを楽しみにしている。」と述べている。

ダークホースの「スター・ウォーズ」シリーズは2022年春より発売。

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