Comicbook.comより

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」ではマルチバースに挑戦するが、「ノー・ウェイ・ホーム」が実現しなかった場合には、スパイダーマンを象徴するヴィランである「クレイヴン・ザ・ハンター」が登場するというバックアッププランがあったという。

トム・ホランドはColliderとのインタビューで、3作目ではソニーとマーベルの関係が解消された場合には、ピーターとクレイヴンに焦点を当て、クレイブンを主なヴィランにするという構想があったことを明かした。ホランドは「長い間、物事がうまくいっていなかったので、3作目としてクレイヴンの映画が作られる予定だった。ジョン(ワッツ)がこのクレイヴンの映画を売り込んできたんだけど、これが実はすごくクールだった。その映画がこの先実現してしまうことを考えて話したくはないけど、楽しかったよ。」と述べている。

ホランドは以前にもソニーとマーベルの契約は一時破綻した時に、エイミー・パスカルと話した内容を共有しており、「私がMCUに参加しなくなるという発表があった日に、(スパイダーマンのプロデューサーでソニーの元幹部である)エイミー・パスカルの家に車で行って、彼女のプールサイドに座って、何時間もおしゃべりして、映画のアイデアを出し合った。マーベルなしでどうやって映画を作るのか?ピーター・パーカーがポータルに落ちて、ヴェノムの世界に入ってくるのか?それともクレイヴン・ザ・ハンターの映画を作るのか。いい気晴らしになった。若い頃はマーベルに惚れ込んでいたし、その一員になれたことはとても幸運だったから、彼らが私の足元から敷物を取ってしまった時には、まだ別れを告げる準備ができていなかった。」と述べていた。更にソニーはアーロン・テイラー=ジョンソンを主演にした「クレイヴン・ザ・ハンター」を制作する予定で、2023年1月に米公開予定となっている。

「ノー・ウェイ・ホーム」は、ミステリオがピーター・パーカーの秘密を全世界に暴露した「ファー・フロム・ホーム」のポストクレジットシーンのその後を描いている。その結果、ピーターはサンクタム・サントラムに導かれ、自分の正体を再び秘密にするためにドクター・ストレンジに頼るが、呪文の乱れによってマルチバースに波紋が広がり、過去のスパイダーマン映画に登場した脅威がマーベル・シネマティック・ユニバースに持ち込まれる。

『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』でピーター<スパイダーマン>はミステリオを倒したが、彼が遺した偽映像をデイリー・ビューグルが公開したことで、ミステリオ殺害の嫌疑をかけられる。ピーターがスパイダーマンの正体であることも暴かれてしまい、彼の生活は一変してしまう──

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は2021年1月7日に日本公開予定。

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