CBRより

マーベルは新たなグラフィックノベル「ファンタスティック・フォー:フル・サークル」を発表した。「ファンタスティック・フォー:フル・サークル」はアレックス・ロスがライターとアーティストを担当する、初のソログラフィックノベルとなる。

公式の概要によると「雨の降るマンハッタンの夜、生き物がいるのは1人・・・ベン・グリムだけ。バクスター・ビルに突然侵入者が現れ、ミスター・ファンタスティック(リード・リチャーズ)、インビジブル・ウーマン(スーザン・ストーム・リチャーズ)、ヒューマン・トーチ(ジョニー・ストーム)、ザ・シング(ベン・グリム)のファンタスティック・フォーは、侵入してきた寄生虫の大群に囲まれてしまった。ネガティブ・エネルギーで構成された腐肉のような生物が、人間を媒介として地球にやってきたのだ。その目的は何なのか?そして、その背後には誰がいるのか?ファンタスティック・フォーは、自分たちの命だけでなく、宇宙の運命を賭けて、反物質だけで構成された異質な宇宙『ネガティブ・ゾーン』へと旅立つしかなかった。」という。

 

ロスはComicBook.comに対し、「これは私が何年も前から語りたいと思っていたファンタスティック・フォーの物語であり、視覚的にも私が試みた中で最も偉大な芸術的実験の一つ。この作品は、マーベルとエイブラムス・コミックアーツという2つの偉大な出版社の力を結集した、大胆な新しいコラボレーションなので、皆さんと共有できることに興奮している。」と語っている。

今度のプロジェクトの編集を担当するエイブラムス・コミックアーツの編集ディレクター、チャールズ・コッホマンは、「アレックスと私は、30年近く一緒に仕事をしてきた。私がDCコミックスの編集者だった1993年、『マーベルズ』が出版される前に、彼の最初のカバーを描くために雇ったのが始まり。『ファンタスティック・フォー:フル・サークル』では、アレックスは1960年代のスタン・リーとジャック・カービーの古典的コミックを再訪し、新世代の読者に向けてストーリーを紹介している。」と述べている。

「ファンタスティック・フォー:フル・サークル」は、マーベルとコミックアーツが共同で設立したマーベルアーツの最初の作品となる。フルカラーの折り畳み式ポスターと、新たに描かれたファンタスティック・フォーのオリジンを掲載した大型フォーマットで発売される。

「ファンタスティック・フォー:フル・サークル」は、2022年8月2日に発売予定。

コメントを残す