映画「スパイダーマン：ノー・ウェイ・ホーム」の主演トム・ホランドは映画「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」で初登場し、オーディションによってスパイダーマン役を獲得した。マーベル・スタジオの社長ケヴィン・ファイギは新たなスパイダーマンの獲得までの道のりとホランドのオーディションを振り返った。
ファイギは「5人の俳優をロバート・ダウニー・Jrの元へ送り朗読をさせたと思うが、彼はいつも親切で、特に他の俳優に対して、時間を惜しまない。その朗読で候補者を絞り込み、さらにクリス・エヴァンスにも参加してもらったところ、トム・ホランドは単にピーター・パーカーとして素晴らしいだけでなく、シャレにならないほど素晴らしいスパイダーマンであることが明らかになった。なぜなら、彼は偉大な俳優としての能力と、偉大な体操選手やスタントパフォーマーとしての能力を併せ持っていたからで、それはまさに私たちを驚かせ続けるおまけだった。彼はエヴァンスの目の前で大回転し、エヴァンスをうろたえさせ、彼は目の前で見たものを信じることができなかった。非常に若いトム・ホランドが初めてロバート・ダウニー・Jrと交流したあのダイナミックさは、まさに若いピーター・パーカーが初めてトニー・スタークと交流したときのダイナミックさを求めていた。そして、『ファー・フロム・ホーム』で彼がやり始めたように、そして『ノー・ウェイ・ホーム』で彼が完全にやり遂げたように、我々のピーターが成長し、アイアンマンの影から抜け出して、本当に彼自身のヒーローになるのを見ることができる。」と述べている。
『スパイダーマン：ファー・フロム・ホーム』でピーター＜スパイダーマン＞はミステリオを倒したが、彼が遺した偽映像をデイリー・ビューグルが公開したことで、ミステリオ殺害の嫌疑をかけられる。ピーターがスパイダーマンの正体であることも暴かれてしまい、彼の生活は一変してしまう──
映画「スパイダーマン：ノー・ウェイ・ホーム」は2021年1月7日に日本公開予定。
