CBRより

※注意:以下、映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のネタバレが含まれます。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の主演トム・ホランドとゼンデイヤが、映画の感動的なエンディングについて語った。ホランドはエンディングを「ほろ苦い」と表現し、ゼンデイヤは「ただ苦いだけ」と捉えている。

「ノー・ウェイ・ホーム」では、ミステリオがスパイディの秘密の正体を世界に明かした2019年の「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」のエンディングを受けて、ピーターは自分の人生を元に戻したいと思っていることが主な動機となっている。映画の終わりには、ピーターは確かに再出発の機会を得るが、それは大きな代償を伴うもの。

ホランドとゼンデイヤはマーベルの公式サイトでのインタビューで、この映画のエンディングについて語った。ゼンデイヤは「実は私たち、こういうインタビュー『この映画、すごく楽しい!』みたいなこと言うの嫌い。私は映画全体を通して泣いた。そして、終わって最初に言ったことは、『これはひどく悲しい』だった。」と述べている。

また、ホランドは「残酷。タフ。ほろ苦い。」と付け加えたが、ゼンデイヤは「そうかな?というのも、とても苦いだけ。甘い部分がないような。」と述べた。ホランドはこの件に関する自身の見解を説明し、ピーターが「どのように新しい章を始めるか。そして、彼は汚名を返上した。彼はすべてのものから解放されたんだ。そして、彼が愛している人たちは・・・」と述べ、ゼンデイヤは「彼は愛する人をすべて失った」と指摘した。ホランドは「彼が愛している人たちは安全で、生きている」と答えた。ゼンデイヤはホランドに、マーベル・シネマティック・ユニバースでは「彼らは決して安全ではない!」と念を押していた。「それはとても悲しい結末」とホランドは語った。

ゼンデイヤはまた、ピーターとMJが一緒に大学に行くところで映画を終わらせたかったと指摘したが、もちろん、大量の記憶消去の後はそうはならないという。ホランドは、自分もピーターとMJにハッピーエンドを迎えてほしかったが、そうならないことは分かっていたと付け加えた。ホランドは「私たちはまだここにいて、いい気分でいる。私たちはこの映画を誇りに思っている。彼らが大学へ行き、夕日に向かってスイングするのは素晴らしいこと。残念ながら、これが現実なんだ。」と述べている。

インタビューが終わる頃、ゼンデイヤは「本当に動揺している小さな子供たちがたくさんいることになるだろう。」と述べる一方、楽観主義者のホランドは、「子供たちにはまだ早いかもしれないことを教えることになるかもしれない。しかし、少なくともこの映画は面白い。」と述べている。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は2021年1月7日より日本公開中。

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