CBRより

俳優のマイケル・キートンが、今年に公開される映画「ザ・フラッシュ」で約30年ぶりにバットマン役を再演することになり、象徴的なキャラクターに久しぶりに復帰することがどのようなものであったかを語った。

キートンはThe Jess Cagle Showとのインタビューで、ワーナー・ブラザースのスタジオ幹部から「ザ・フラッシュ」への出演を打診される前からバットマンへの復帰を考えていたと明かした。キートンは「私は『少年、それはどのようなものだろう?』と思った。そして、偶然にも、つぶやきがあって、ワーナー・ブラザーズから連絡があったんだ。彼らは何かについて話したがっていて、バットマンのヒントがあった。」と述べている。本作の脚本を渡され、好奇心が刺激されたことを認めたが、キートンは何よりも質の高い映画を作ることの重要性を強調した。キートンは「良い作品でなければならない。いい映画でなければ、やる意味がない。何も変わらないんだから。」と続けた。

また、1992年の「バットマン リターンズ」で最後にバットマンを着た時と、現在バットマンを演じている時の違いについても触れた。キートンは1989年のバットマンについて「仕事だった。そして、その次も仕事だったし、楽しかった。しかし、時間が経つにつれて、3作目になるともう無理だったんだ。『これはダメだと思った。これはまずい。もう無理だ。脳みそが吹っ飛んじゃう。自分には無理だ』と思った。それで立ち去ったんだ。」と述べている。キートンは、時間が経つにつれて役柄の注目度にすり減らされたことに触れ、「ある時点で、(コンベンションに)行かないのは嫌な奴だと思うようになった。これは正当な世界なんだ。これ以上良くも悪くもないだろうけど、私はナイーブなんだ。」と述べている。

このように、質の高い映画を作ることに加えて、キートンはこの役への復帰を楽しむことを強調した。これは「ザ・フラッシュ」の監督アンディ・ムスキエティに大いに助けられたと語っている。キートンは「私はただ飛び込んで、楽しんだよ。そして、なぜそうしないのか?アンディ・ムスキエティ監督は素晴らしい人だし、本当にクリエイティブな作品だ。どうなんだろう?楽しいよ。」と述べている。

映画「ザ・フラッシュ」はベン・アフレックのバットマンやマイケル・キートンのバットマンが登場し、コミックの「フラッシュ・ポイント」と同じく多次元ユニバースを舞台にバリー・アレンの冒険を描き、DCユニバースが今まで行ったことのない場所に連れてくという。

映画「ザ・フラッシュ」は2022年11月4日より米公開予定。

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