CBRより

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の共同脚本家クリス・マッケナが、映画でミステリオが最終的に戻ってこなかった理由を説明した。

マッケナはIGN Fan Fest 2022に登場し、「ノー・ウェイ・ホーム」について語った。この映画では、過去のスパイダーマンのヴィランたちが登場し、ミステリオの死と彼の最後の詐欺によって火がついたが、クエンティン・ベックはスパイディと戦うために戻ってこなかった。しかし、ドクター・ストレンジと戦うミステリオのコンセプトアートでは、彼はもう少しで戦う可能性があったことを示した。

マッケナは「我々は今、これらの(映画の)いくつかに取り組んできたし、彼らはあなたに信じられないほどのコンセプトアートをもたらすだろう。『わぁ、誰かがこれを考えたんだ、そしてそれがセットピースになるんだ』っていう感じでね。だから、映画がどんなものになるかまったくわからないとき、私たちはさまざまなアイデアで遊んでいた。マルチバースを扱っているのだから、さまざまなアイデアが飛び交っている。素晴らしいアーティストたちは、自分たちのアイデアを取り入れたり、監督やプロデューサーからインスピレーションを受けて、素晴らしいアートワークを作り上げている。」と述べている。

マッケナは、問題のコンセプトアートをよく知っていると言い、さらに「私が言いたいのは、マルチバースを開くと、何でも起こりうるような会話がたくさん出てくるということ」と続けた。

結局、ミステリオを再び登場させることは、マルチバースに入った時には行われなかったが、この映画のチームは、あらゆる可能性についてたくさんの会話を交わしたのは確かだという。マッケナは「私たちはいろいろなことを蹴っていたが、(マーベル・スタジオの責任者である)ケヴィン(ファイギ)は、そのマルチバースに関係するタグを作るというアイデアをとても気に入っていたようだ。他の映画のキャラクターを登場させるとかね。しかし、それは先のタグにするつもりだったし、このストーリーを思いつく前に追求していたストーリーには、ある種の障害があったんだ。しかし、ケヴィンとテーブルを挟んでいたのを覚えている。他のストーリーで様々な理由でいくつかの障害にぶつかったとき、彼が『あのタグのアイデア、あれが映画だったらどうだろう。タグを待つだけでなく、あれが演技の区切りだったらどうだろう』と言ったんだ。」と述べている。

マッケナは「実際に話がまとまり始めて、俳優たちが 『ああ、やるぞ』となったとき、『よし、これが今の現実だ』と、圧倒的なものになった。100万人の登場人物の中で泳いでいるわけにはいかない。賢くキャラクターを選んで、ストーリーやピーター自身を圧倒しないようにしなければない。」と続けた。

『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』でピーター<スパイダーマン>はミステリオを倒したが、彼が遺した偽映像をデイリー・ビューグルが公開したことで、ミステリオ殺害の嫌疑をかけられる。ピーターがスパイダーマンの正体であることも暴かれてしまい、彼の生活は一変してしまう──

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は公開中。

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