CBRより

マーベル・スタジオによるDisney+(ディズニープラス)シリーズ「ムーンナイト」の主演オスカー・アイザックが、解離性同一性障害を持つキャラクター特有の難しい恋愛事情を明かした。

アイザックはGames Radarとのインタビューで、ムーンナイトの別人格であるマーク・スペクターとスティーヴン・グラントがレイラというキャラクターと持つ異なる関係について尋ねられ、「(監督の)モハメド(ディアブ)と彼の妻でクリエイティブパートナーのサラ(ゴヘル)がレイラという役を取り上げ、より強いつながりを持たせて深める方法を見つけたから面白いんだ。例えば、マークと彼女が結婚していた、あるいは結婚していることが分かるということだね。モハメドとの会話の中で出てきた重要なことは、スティーヴンは人とのつながりや愛を切望しているが、そのための社会的スキルを持ち合わせていない、というキャラクターを作ること。ブラックアウトや過去の経歴がないため、内向的な性格になっているが、彼が求めているのは人とのつながりだ。レイラが彼の人生に現れ、彼を助けることができる唯一の人のように見えたとき、彼の人生は突然崩壊し、そして光り輝き始める」と述べている。

このことが、レイラとマークとスティーヴンの2人の分身との複雑な関係へとつながっていく。一方は彼女に近づかないことを望むが、もう一方は自分の人生に彼女をより多く求めるようになる。アイザックは「もう一方のマークは、みんなを、特にレイラを遠ざけている。それは、彼の心の中で、彼女を守ろうとしているからだと分かってきた。スティーヴンとレイラの間には、押し合いへし合い、ロマンスの芽生えがあり、マークは後悔と恥ずかしさでいっぱいで、ただ自分の安全のために彼女を遠ざけようとしている」と説明している。

スティーヴン・グラントは、平凡な生活を送る温厚な男。だが彼は、夜通し悪夢にうなされ、現実と夢の区別がつかない日々に悩みを抱えていた。自分は誰なのか、何に怯えているのか。やがて自分の中に“自分以外の誰か”が潜んでいることに気づき始める。そして、スティーヴンは、彼の内に残酷なもう一人の人格<マーク・スペクター>が潜んでいることを、やがて知ることとなる―。 暴力と残虐性に満ちた<マーク・スペクター>に狂気が宿る時、マーベル・スタジオ初のダーク・ヒーロー<ムーンナイト>が誕生する――。

「ムーンナイト」はDisney+(ディズニープラス)にて3月30日より配信予定。出演:オスカー・アイザック、イーサン・ホーク、メイ・キャラマウィ、監督:モハメド・ディアブ、ジャスティン・ベンソン&アーロン・ムーアヘッド、脚本:ジェレミー・スレイター

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