DCは8月に「ホラー」をテーマにした「バットマン」の新たなイベント「フィアー・ステート」を発表した。
「フィアー・ステート」は現在進行中の「キャットウーマン」と「ハーレイ・クイン」のコミックシリーズに加えて、2つの新しいタイトルで構成されており、再設計されたスケアクロウの策略がゴッサム・シティを「地獄に直行させる」という。恐怖に支配されたゴッサムというスケアクロウの構想だけでなく、クリストファー・ナカノ市長が奉行との画期的な取引でゴッサムを守るという使命も担っているという。
「フィアー・ステート」は8月10日発売の「アイ・アム・バットマン」#0から始まり、ライターのジョン・リドリーとアーティストのトラヴェル・フォアマンによって描かれる。このタイトルは、同じクリエイティブチームによる「ザ・ネクスト・バットマン:セカンド・サン」の出来事を引き継ぐ。公式の概要によると「ジェイス・フォックスは、ブルース・ウェインの古い活動拠点である『ハイバーナキュラム』で見つけたバットマンのアーマーや技術を使って、奉行の圧制からアレイタウンを守るために戦い、運命への行進を開始する!」という。
8月17日発売の「キャットウーマン」#34に続き、ライターのラム5世とアーティストのフェルナンド・ブランコによって描かれる。公式の概要によると「アレイタウンはゴッサムシティのホットスポットであり続けている。家の安全を守るためのセリーナ・カイルの探求は、悪質な法の執行だけでなく、街の悪党による侵略の可能性も含めて、あらゆる面で悩まされている。さらに、これらの問題に加えて、バットマンが登場し、セリーナとの1年間の約束を破ってしまう。」という。
8月24日発売の「ハーレイ・クイン」#6に続き、ライターのステファニー・フィリップスとアーティストのローラ・ブラガによって描かれる。公式の概要によると「ゴッサムシティ全体を脅かす危機は、ハーレイ・クインがいなければどうなるのか?つまらない、それだけ。ハーレイ・クインは、キャットウーマンと協力して、治安判事を追い出すために奔走する。」という。
イベントの初月は8月31日発売の「バットマン:フィアー・ステート・アルファ」#1で締めくくられ、ライターのジェームズ・タイニオン4世とアーティストのリッカルド・フェデリチによって描かれる。公式の概要によると「1年越しのイベントが始まる・・・ゴッサム・シティに定着した『フィアー・ステート』は誰も安全ではない!カカシとピースキーパー01の2つの脅威に圧倒され、バットマンと彼の仲間は、『インフィニット・フロンティア』#0のイベント以来、一歩遅れている・・・。そして、謎の反オラクルの到着とポイズン・アイビーの復活で・・・バットマンは彼が処理できる以上のものを持っているかもしれない!」という。
「フィアー・ステート」は9月に発売される「バットマン」シリーズにも続く。