DCが新たなイベント「ダーク・クライシス」を発表した。「ダーク・クライシス」は近々起こる「デス・オブ・ザ・ジャスティス・リーグ」からスピンアウトし、「インフィニット・フロンティア」#0以降の主要なストーリーをつなぐことになる。
「ダーク・クライシス」は6月から開始される全7号のイベントとなり、ライターのジョシュア・ウィリアムソンとアーティストのダニエル・サンペレによって描かれる。更に5月には2冊のプレリュードをリリースする予定で、「ダーク・クライシス #0 FCBD スペシャル・エディション」が5月7日のフリー・コミックブック・デイにてリリースされ、ウィリアムソンだけでなく、他のライターも多数参加し、アーティストもサンペレに加えジム・チャン等が参加する。
5月31日には「ジャスティス・リーグ:ロード・トゥ・ダーク・クライシス」#1が発売され、ジェレミー・アダムス、ブランドン・トーマス、チャック・ブラウン、ステファニー・フィリップスとフィリップ・ケネディ・ジョンソンがライターとして参加し、クレイトン・ヘンリー、ダン・ユルゲン、フィコ・オッシオ、エマヌエラ・ルパッキーノ、レイラ・デル・ドゥカ等がアーティストとして参加する。
「ダーク・クライシス」の概要によると、「マーヴ・ウルフマンとジョージ・ペレスによるオリジナルの『クライシス・オン・インフィニット・アース』では、パライアの世界は、無限のマルチバースとともに消滅した。今、この狂った唯一の生存者は、彼の故郷と無限のマルチバース全体を死から甦らせる方法を見つけた。アース0は死ななければならない。アラン・ムーアとスタン・ウォッチの『スワンプ・シング』に登場した古代の破壊的な力『グレート・ダークネス』を武器に、パライアは再生と復讐への道を切り開く。DCの次の大きなイベント、『ダーク・クライシス』では、残されたヒーローたちはこの大きな悪と戦い、失われたジャスティス・リーグを救うために団結しなければならない。しかし、全員が戦いに参加することに同意しない場合はどうなるのだろうか?」という。
ウィリアムソンは「ダーク・クライシスは、遺産に関する壮大なDCUのイベントだ。巨大で楽しい宇宙の戦いやマルチバーサルのセットピースもあるが、リブートやリコンの話でも、時空を書き換える話でもない。その核となるのは、DCの偉大な歴史の中で築かれてきたキャラクターとその関係性だ。『ダーク・クライシス』は、ジャスティス・リーグ#75の『デス・オブ・ザ・ジャスティス・リーグ』からスピンアウトし、『インフィニット・フロンティア』#0以降のDCU全体のストーリーの糸を大きく繋ぐ。DCUの新たな遺産を統一し、クラシックに敬意を表す。見逃すことはできない!」と述べている。
また、サンペレは「私にとって、『ダーク・クライシス』はすべてのDCファンにとって大きな祝祭。壮大で心に響く、過去を受け入れつつ未来を見据えた一大イベントだ。ジョシュアと私は最大のDCファンであり、これはこれらのキャラクターとこの宇宙に対する私たちのラブレターだ。」と述べている。
「ダーク・クライシス #0 FCBD スペシャル・エディション」の概要によると「ジャスティス・リーグの栄枯盛衰を目撃せよ!『ダーク・クライシス』の登場だ。ジャスティス・リーグは、DCコミックの伝説的なスーパーヒーローで構成されるコミックス最大のスーパーチームであり、彼らは数え切れないほど世界を救ってきた。どんな危機も、彼らにとっては乗り越えられないものではなかった・・・今までは!ジャスティス・リーグはグレート・ダークネスとDCで最も危険なヴィランの軍団に敗れ、今、新世代のヒーローたちがマルチバースだけでなく、DCユニバースの遺産を守るために立ち上がらなければならない!2022年のDC最大の物語の前哨戦!6月に発売される『ダーク・クライシス』#1からのプレビューとアートも含まれている。ジョシュア・ウィリアムソン、ジム・チャン、ダニエル・サンペレの超豪華な才能が集結したフリー・コミックブック・デイ特別企画をお見逃しなく! 無料で!」という。
「ジャスティス・リーグ:ロード・トゥ・ダーク・クライシス」#1の概要によると、「ジャスティス・リーグは戦いで悲劇的に倒れ、そして今、我々はその余波を目の当たりにしている。ジャスティス・リーグの消滅に世界はどう反応するのか?どのヒーローが立ち上がり・・・どのヴィランがそれを利用しようとするのか?そして、どんな闇の勢力の攻撃が待ち構えているのか?DCのオールスターがジャスティス・リーグのいない世界を描き、来月のイベント『ダーク・クライシス』の舞台となる!」という。
「ダーク・クライシス」#1は6月より発売予定。