X-MEN Vol.2 #25
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来たるアクシスに備えてオンスロートの歴史を巡っていきます。
アクシスでの最大の敵となるレッドスカルのオンスロート化。
いったいオンスロートとは何なのか。
その起源から書いていきましょう。

オンスロートは二人の強力なミュータントの精神から作られたサイオニック・エンティティーである。
二人の意識から誰でもなく独立した精神を持つ存在として誕生しました。
その二人がチャールズ・エグゼビア教授とマグニートー。
X-MENのイベントであるフェイタル・アトラクションにて、
エグゼビア率いるX-MENとマグニートー率いるアコライツの戦いが起きました。
その戦いでマグニートーはウルヴァリンのアダマンチウムを抜きとり、
ウルヴァリンはヒーリングファクターでの回復で癒えないほどの負傷でした。
マグニートーはその時に世界中で数百人もの人々を殺しており、
その凶悪な行動についにエグゼビアは憤慨。
マグニートーの精神を破壊してしまうのでした。
しかし、その時のマグニートーとの精神的な接触で彼の怒りや悲しみ、
渇望といった復讐心の源がエグゼビアの精神に入り込んでしまった。
そしてその源は長年蓄積されたプロフェッサーの不満やいきどおりと結びつき、
後にオンスロートとして知られるものへと変わっていくのであった。

しばらくの間は何事もなく過ごしていたが、徐々にその片鱗が見え始めてくる。
エグゼビアはミュータントと人間の平和的な共存を願って、
その夢へと努力を惜しまず自身の身を犠牲にしているために、
フラストレーションやストレスが増加していく。
反ミュータント運動やレガシーウィルスによる多数のミュータントの死、
凶悪ヴィランとして知られるセイバートゥースの更生の失敗。
反ミュータント派の人間によって、エグゼビアの研究所近くで若きミュータントが殺された。
ついに精神的な限界に達したエグゼビアからオンスロートが目覚めてしまったのです。



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