マーベル・スタジオは「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の早期上映により、ネタバレが表面化しないようあらゆる手段を講じている。
マーベル・スタジオはサム・ライミ監督のこの作品をハリウッドでのプレミア上映まで全編上映しない意向を明らかにし、これは「アベンジャーズ/エンドゲーム」でも採用された選択となる。
このニュースは、Fandangoのインサイダーであるエリック・デイヴィスによって初めて明らかにされ、本作の先行上映を行わない意向であることを明らかにした。「ディズニーはドクター・ストレンジをスター・ウォーズとエンドゲームのような扱いにするだろう。5/2まで誰も映画本編を見られない。リアクションはプレミア上映の後になる。レビューは翌朝に投下される。これはネタバレと、できるだけ公開間際までサプライズを隠しておくため。」と述べている。
映画の先行上映を行うのは、批評家が批評を練るのに十分な時間を確保するためのハリウッドのスタンダードで、批評家たちはレビューの禁止が解除されるまで、わずか数時間しかない。とはいえ、プレミア上映は米国での夜のプレビュー公開のわずか3日前に行われるため、ネタバレ回避を完全に保証するために人々がソーシャルメディアから離れなければならない時間が短縮される。
「最大の脅威は…お前だ、ドクター・ストレンジ」
危険すぎる禁断の呪文によって時空を歪ませてしまったストレンジは“マルチバース”と呼ばれる謎に満ちた狂気の扉を開いてしまう。何もかもが変わりつつある世界を元に戻すため、盟友の魔術師ウォン、そしてアベンジャーズ屈指の強大な力を誇るスカーレット・ウィッチことワンダにも助けを求めるが、もはや彼らの力だけではどうすることもできない恐るべき脅威が人類、そして全宇宙に迫っていた。その宇宙最大の脅威とは、、、なんとドクター・ストレンジと全く同じ姿の人物で「宇宙への最大の脅威はお前だ」と不敵な笑みを浮かべていた…。
映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」は2022年5月4日より日本公開予定。監督:サム・ライミ、製作:ケヴィン・ファイギ、出演:ベネディクト・カンバーバッチ、エリザベス・オルセン、ベネディクト・ウォン/レイチェル・マクアダムス、キウェテル・イジョフォー、ソーチー・ゴメス、配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン