【8月15日ストーリー更新（完）】シークレット・ウォーズ通信：マスター・オブ・カンフー

MARVEL.com より

格闘家シャン・チーを主役にしたクン・ルン等を舞台に格闘家同士の戦いを描く。レイザー・フォストは最初の巻で大きい役割を演じ、アイアンフィストやエレクトラが登場することをライターのヘイデン・ブラックマンは話す。アーティストはダルボル・トラジックが務める。「私は神話と格闘技とマスクをセットし混在するのが好きだ。これは若干の現実世界の建物と文化、伝統とクン-ルンのこのバージョンの歴史を追い、再創造されたキャラクターをミックスする大きな機会だ。」とヘイデンは述べている。

全文はこちら

※ネタバレ注意

クンルンは13年に一度行われる「サーティーン・チェンバーズ」と呼ばれるバトルトーナメントが行われ、トーナメントの勝利者がその後の13年間、クンルンの皇帝となる。酔っぱらっているシャン-チーは野良犬にそのクンルンの歴史を話している。彼の父チャン-ズーが現在の皇帝であった。チャン-ズーのロイヤルガードであるレイザー・フィスト、タイパス、ナイトウィンドがやってきて動くように要求する。シャン-チーは彼らに戦うよう煽りたて軽く3人まとめて倒す。そこにこのバージョンのモーロックスが参入して、シャン-チーはモーロックス達と逃げおおせる。シャン-チーを捜し出すために皇帝の最高の暗殺者レッド・サイ（エレクトラ）とライジン・スカル（ナイトクローラー）の下へ、「ヘラルド」と呼ばれるメッセンジャーを送る。ランド-カイ（アイアン・フィスト）はマスター・トゥアン卿殺しの復讐のためにシャン-チーを殺すと皇帝に話す。

※ネタバレ注意

最初のレッド・サイがその時のアイアン・フィストを守るために自身を犠牲にしたため、レッド・ハンドが王座に座れなかったという伝説が語られる。その最初のレッド・サイの名声を守るために、レッド・ハンドはどんな皇帝からの要求にも答えると現在のレッド・サイ（エレクトラ）によって話される。彼女はライジン・スカル（ナイトクローラー）とランド-カイ（アイアン・フィスト）と共にレスター（ブルズアイ）からシャン-チーの居場所を聞き出そうと尋問していた。シャン-チーはモーロックスと組み手をし訓練していたが、彼らの問題において止めてしまう。シャン-チーはこれまでで最も偉大なファイターで、テンリングス・スクールにおける10の技術を持つ9人のマスターの1人だった。シャン-チーは父が彼らを拷問するすべての方法を持つと彼らに話す。カリストはテンリングスに加わることを条件にカリストは仲間を売り、シャン-チーの居所を皇帝に教える。モーロックスは襲撃されシャン-チー達はなんとか逃げのびるが、メンバーの一人であるサイ（サイファー）が犠牲となる。シャン-チーは父の個人的な暗殺者であってランドのマスターを殺したこと、テンリングス・テクニックスを二度と使いたくなかったが、父を破るためにトーナメントに参加しなくてはならない事を話す。

※ネタバレ注意

遠い昔、アイアン・フィストのサーティーン・チェンバースのコンテストは勝つために技術を教える最初の学校であった。その時のアイアンフィストがトゥアン卿であり、チャン・ズーと共に多くの時代で戦ってきた。そして、ある時、シャン-チーによって彼を暗殺させたのであった。現在皇帝はサーティーン・チャンバースに参戦する人物達を紹介。そこにシャン-チー率いるモーロックスが登場し、トーナメントの参加の権利を持つ彼を皇帝は拒むことができなかった。皇帝は戦いの舞台となる大きな口を開けた像を呼び出し、シャン-チーは中に踏み出していく。モーロックスの1人であるキテン（キティ・プレイド）が付いてくる。アティラン学部からネイモア卿と水中戦、パンサー一族からティチャラ、インヒューマンズのカーナック、ミュータントのサイロック等、他の競争者を破った。そして、現れたのはランド-カイ（アイアン・フィスト）とレッド・サイ（エレクトラ）であった。

※ネタバレ注意

エターナル・フレイムとエンボニー・ブレイドを用いて心臓を、インフィニティ・ジェムの2つの目、脳にはコズミック・キューブを用い、肺をフェニックスの灰で満たし、チャン-ズーはスティクス・リバーにてシャン-チーを創り出した。ランド-カイとレッド・サイとの戦いが始まるが、シャン-チーは防御をするだけで攻撃しなかった。レッド・サイの毒が塗られた刃によって切られ、シャン-チーを瀕死の状態となった。ランド-カイは不名誉な方法での復讐を嫌って攻撃を止め、シャンにトゥアン卿の殺害を公開するよう求める。レッド・サイはトゥアン卿殺害がチャン-ズーの命令によるもの、自身が失敗しシャンがいかされたことを話した。ランド-カイはこのような状況で何をしてきたかわからないと話すが、皇帝チャン-ズーを打ち破ることができるのはシャン-チーしかいないと思い彼を癒す。そして最後の扉を開きシャン-チーはチャン-ズーと相対する。すべてのマスターを殺害しなかった彼を責め、テン・リングス・スクールで10のスタイルの内9つを教えたのが自身であることを彼は思い出させる。そして、彼は10個目のスタイル「スペクトラル・タッチ」だけは決して教えなかった。しかし、彼はキティの能力からこの自由に体を変化させるスタイルをマスターしたのだった。このスタイルを用いたシャンを傷つけることができなくなった彼に対し、すべてのスタイルを用いて攻撃する。シャンは皇帝の座を渡すように求めるがチャン-ズーはそれを拒否。攻撃しようとするチャン-ズーに対し、シャン-チーは新たに開発したテクニック、ゴルゴンズ・タッチを用いてチャン-ズーを石に変えた。戦いを終えシャン-チーはクンルンの市民達に歓迎され、キティとの修行を続けるのだった。