CBRより

映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」の監督であるアンディ・サーキスが、本作の上映時間が90分である理由を明かした。

サーキス監督は、InstagramでIGNとのQ&Aセッションを行った際、上映時間は最初からの目標だったのか、それとも編集中に形になったのか尋ねられた。サーキスは「いや、実はいつもそうだった・・・私たちはこの映画を本当のスリルを味わえる乗り物にしたかった。速くて、筋肉質で・・・あまり説明に時間をかけない。しかし、そうは言っても、私たちがやったことは、すべてのキャラクターにどっぷりと浸かることができ、次の戦闘やアクションパートに急ぐことがないように、バランスをとることができたと思う。」と述べている。

サーキスは「ある時点でカーネイジを物語に登場させなければならないことを知っていた。しかし、同じ意味で、この映画の中心にあるのは、エディとヴェノムの素晴らしい関係だ。だから、それを急ぐようなことはしたくなかった。」と述べている。編集過程では「トーンを正確に把握して、コメディが本物の感情や哀愁、本物の気持ちに支えられていることを常に感じられるようにすること」だったと明かしている。

「悪人以外を食べない」という条件でエディの体に寄生し、彼と共同生活を送る地球外生命体(シンビオート)のヴェノムは、食欲の制限を強いられストレスの毎日を過ごしていた。そんな中、未解決事件の真相を追うジャーナリストのエディは、サン・クエンティン刑務所である死刑囚と再会する。その男の名はクレタス・キャサディ。これまで幾度となく猟奇殺人を繰り返し、収監されたシリアルキラーで、彼には死刑執行の時が迫っていた。「私の秘密を教えよう」と不気味にほほ笑み、エディに対し異様な興味を示すクレタス。突如その時、クレタスはエディの腕へと噛みつき、エディの血液が普通の人間とは異なることに気づく…… 死刑執行の時、ついにクレタスはカーネイジへと覚醒――。世界を闇へと変えていく。

映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」は2021年10月1日より米公開。監督:アンディ・サーキス、出演:トム・ハーディ、ウディ・ハレルソン、ミシェル・ウィリアムズ、ナオミ・ハリス、リード・スコット、スティーヴン・グラハム等。

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