Comicbook.comより

※注意:以下、映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のネタバレが含まれます。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の脚本家であるエリック・ソマーズとクリス・マッケナは、ミステリオやライノといった以前の作品で登場したほかのヴィランも検討したと明かした。最近明らかになった「ノー・ウェイ・ホーム」のコンセプトアートでは、ミステリオが自由の女神像でドクター・ストレンジと対峙しており、初期のコンセプトでは検討されていたことを裏付けている。

マッケナはポッドキャスト「The Q&A with Jeff Goldsmith」とのインタビューで、「そうそう、(ミステリオやライノが復活する話は)あったよ。ああ、確かに『ここにいるシニスター・シックスは誰なんだ』みたいな話はあったね。あなたがシックスをしたい場合は、いつもヴェノムが6番目だったと言うことができる。彼はタグの中にいて、(MCUに)入ってきたけど、メキシコから出られなかった(笑)。公式にシックスをやるべきか、という話は常にあったよ。」と述べている。

ユーモラスなクレジットシーンでは、非公式の6人目のメンバーとしてヴェノム(トム・ハーディ)が登場し、脚本家たちは彼を映画の最後の戦いに含めることについて議論したという。マッケナは「コミックブックの『正典』に基づいて作業することの何が楽しいかというと、再発明できることだと思うし、人々が正典を知っていることも分かっているが、すべてが一致しないこともある。ヴェノムは6番目だったのか、それとも他の誰かが潜んでいたのか?空に浮かぶ、あの形は誰なのか?」と述べており、ミステリオやライノがシルエットとして空の亀裂から現れるシーンについても振り返った。

『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』でピーター<スパイダーマン>はミステリオを倒したが、彼が遺した偽映像をデイリー・ビューグルが公開したことで、ミステリオ殺害の嫌疑をかけられる。ピーターがスパイダーマンの正体であることも暴かれてしまい、彼の生活は一変してしまう──

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は2021年1月7日より日本公開中。

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