CBRより

映画「エターナルズ」に出演するサルマ・ハエックは、マーベルからスーパーヒーロー役を依頼されたとき、イタズラされたと思ったという。

ハエックはVarietyとのインタビューで、俳優にとって自分と同年代のメキシコ人女性がスーパーヒーローを演じる機会を得るとは想像もしていなかったという。ハエックは「マーベルの映画に出演するなんて、考えもしなかった。私はその船が出航したと思っていたので、絶対的なショックを受けた。突然、電話がかかってきた。『彼らは新しいフランチャイズについてあなたと話したいと言っている』と。私は『えっ何?』と言った。しかし、電話に出るまで何も教えてくれない。メキシコ人の場合、アクションヒーローになるのはちょっと難しい。メキシコ人で女性の場合、アクションヒーローになるのは本当に難しい。アクションヒーローになるにはメキシコ人で、女性で、私の年齢であるため、まるで私を悪戯していると感じた。そして最悪なのは、私が最初にキャスティングされた1人だったということ。私は何ヶ月も口を閉ざさなければならなかった。誰にも言えなかった。そして、それを言うことができる日が待ち遠しかった。」と述べている。

最終的に、ハエックはエターナルズのリーダーであるエイジャックの役に興奮していた。しかし、マーベル・スタジオの悪名高い秘密主義が彼女を不安にさせたという。ハエックは「長い間、この変化を望んでいた権力者がいると思う。しかし、それを実現するには多くの要素が必要。例えば(マーベルの映画制作担当副社長)ヴィクトリア・アロンソは、私がこれ以上好きになれない女性。彼女は素晴らしい人。彼女はキャスト全員をとてもサポートしてくれた。彼女と話していると、この作品が彼女にとって長い間、意味のあるものだったことがわかる。マーベルのチーフであるケヴィン・ファイギも、この作品をとても誇りに思っていた。でも、私は怖かった。この映画に出演すると言われても、台本はもらえないし、契約書にサインしなければならない。交渉して契約書にサインしなければならず、そして誰にも言えない。」と述べている。

「エターナルズ」の概要は以下
アベンジャーズに続く、新たな最強ヒーローチームが遂に始動。それは太古から地球に存在する不死の種族“エターナルズ”の物語――。10年ぶりのアクション映画に出演するアンジェリーナ・ジョリーに加え、「ゲーム・オブ・スローンズ」のリチャード・マッデン、『新感染 ファイナル・エクスプレス』(16)などのマ・ドンソクら豪華キャストが集結。メガホンを取るのは、『ノマドランド』(20)でアジア系女性として初めて本年度ゴールデン・グローブ監督賞を受賞し、本年度のアカデミー賞®にもノミネートされるなど今注目の映画監督クロエ・ジャオ。
精鋭といえるキャスト・スタッフが手掛ける新たな最強ヒーローチーム“エターナルズ”から目が離せない!

映画「エターナルズ」は2021年11月5日より公開予定。監督:クロエ・ジャオ、出演:リチャード・マッデン、クメイル・ナンジアニ、ローレン・ライドロフ、ブライアン・タイリー・ヘンリー、サルマ・ハエック、リア・マクヒュー、マ・ドンソク、キット・ハリントン、ジェンマ・チャン、バリー・コーガン、アンジェリーナ・ジョリーほか、配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン

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