CBRより

※注意:以下、映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のネタバレが含まれます。

脚本家のクリス・マッケナとエリック・ソマーズは、映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」でファンサービスとストーリーテリングのバランスをどう取ったかを説明した。

DiscussingFilmの取材に応じたマッケナとソマーズは、オマージュとファンサービスの間の細い線を構成するものについて掘り下げて説明した。ソマーズは「というのも、私たちはサム・ライミやマーク・ウェブのような過去の作品を愛しており、それらに敬意を表し、ファンを喜ばせたいと考えている。しかし、ただダラダラとファンサービスをするのは、いつか嘘がバレてしまうので避けたい。バランスをとりながら、どの時点でも、ストーリーを考えなければならない。例えば、このヴィランが他の映画で言ったセリフをどうしても聞きたいからと、そのためのタイミングを見つけるという点では、ヴィランに振り回されてはいけない。それを求めて時間をかけても、結局は映画になくてもいいようなシーンを書いてしまうことになる。」と述べている。彼は「バランスを取りながら、どの時点でも、やはり、ストーリーを考えなければならない。」と続けた。その上で、「ピーター・パーカーの物語を語ることに集中し、その中でそのような瞬間を見つけることができればいい。私たちは、単にそのためだけにこの映画を作ったのではない。」と強調した。

『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』でピーター<スパイダーマン>はミステリオを倒したが、彼が遺した偽映像をデイリー・ビューグルが公開したことで、ミステリオ殺害の嫌疑をかけられる。ピーターがスパイダーマンの正体であることも暴かれてしまい、彼の生活は一変してしまう──

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」 は2021年1月7日より日本公開中。

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